現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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食糧を大量に買い込み、ゴビ砂漠アドベンチャーに出発です!!
今日から3日間お世話になるのはドライバーのチュカとトヨタのランドクルーザー。
チュカは少し英語が話せます。
「この車は20年以上乗っているけどまだまだ現役。
日本の車は素晴らしい!」
と言っていました。
日本車を褒められると自分が褒められているような気持ちになります。
ダランザドガドを出て数分走っただけなのにもう周りには何もありません。

フィリップはアドベンチャーという言葉もよく言うけど、
「in the middle of no way」
という言葉も頻繁に使います。
まさに今車が走っているのは道なき道の真ん中。
しだいに道の両脇には雪をかぶった土の山が現れます。
砂丘ではないようです。


出発して約1時間半、最初の目的地、
ヨリーン・アム渓谷に到着です。

モンゴル語で「鷲の谷」という意味をもち、
標高は約2200m、初夏でも雪が残っている場合があり、
別名「アイスキャニオン」とも呼ばれています。
渓谷の奥に進む道はほぼ雪に覆われていて、
たまにズボっとはまってしまうくらいの積雪のところもあります。
スタスタと先に行ってしまうフィリップ氏。
going my wayなのです。

乾燥しているので雪はとても柔らかく、サラサラとしています。
かき氷のシロップをかけて食べたいくらい。
野ねずみがちょろちょろと姿を現したり、鷲の鳴き声も聞こえてきます。
ピュルルルル~っていうテレビでよく聞くようなあの鳴き声。
遠くに何か黒い物体が落ちていると思ったら、牛の死骸がありました。
お腹の部分がきれいに食べられていて、骨しか残っていません。
狼に食べられたようです…
しばらく歩いていると、石を積み上げた小さい山に旗を立てているものをよく見かけます。

モンゴルの伝統的な信仰のためのもので、
石を投げながらこの石の山の周りを回るそうです。
1時間ほど歩くうちに2ヶ所、一面氷の道がありました。

まさにアイスキャニオン。
気を付けて歩かないとすってんころりんとなったり、
氷が薄い部分を踏んで靴が氷水に浸かってしまいます。

この先は全体的に氷が薄そうだったので進むのは断念しました。
メッシュ素材の超軽量スニーカーめ!
防水の靴をはいていたフィリップは先に行ってしまったので、
氷の手前でフィリップが戻ってくるのを待ちます。
鷲の鳴き声が聞こえない限り、渓谷は音一つない静かな場所です。
空がまぶしくて、白い雪がまぶしくて、少しフラフラしてしまうほど。
目に見えている色がおかしく感じてきて、
目を閉じると何も見えない、何も聞こえない、
別の世界に迷い込んでしまったような感覚。
来た道を戻り、再び車に乗って道なき道をどんどん進んで行きます。
しだいに平坦な道からぼこぼこした道に変わり、
つかまっていないと体がグラグラ動いてしまって大変です。
馬に乗った素敵なモンゴル人と、羊さん達に遭遇しました。
モンゴルっぽい!!!
手を振ったら振り返してくれました。

その後も何度も羊さんの群れや、

ラクダさんの群れに遭遇しました。

モンゴルのラクダは毛が長くてフワフワしています。
※比較用、インド出身

同じ動物とは思えないくらいの見た目の差!
ラクダにも色んな種類があるんですねー。
遠くには雪山しか見えていなかった景色に、別のものが姿を現しました。

砂丘ー!!

これでこそゴビ砂漠!!!
そして日が落ちかけてきた頃、本日のメインベント、
ホンゴル砂丘に到着しました。

砂丘のてっぺんを目指してここでもスタスタと先に行ってしまうフィリップ氏。
レディーをおいて先に行くなんて。
滑って転がり落ちたらどうしてくれるんだ。


てっぺんまで行きたかったけど、疲れたので途中で諦めてその場にしばらく座り込んで休憩。
途中から見える景色でも十分満足です。

砂丘を後にし、本日のお宿、
ゲルに到着です。
モンゴルといえばこれですね!

ゲルの中はもちろん電気などなく、
ろうそくと懐中電灯の明かりで過ごします。
薪ストーブがあるので、寒さは問題ありません。

サバイバルマンのフィリップは調理道具一式を持って旅をしているので、
暗闇のなかでも料理をしていました。

砂漠のど真ん中で食べる温かい辛ラーメンと、
フィリップが分けてくれたパスタは最高に美味しかったです。
最後に、ピントが全く合っていませんが星の写真を…

ちなみに小屋のようなものはトイレです。
渓谷、雪山、砂丘、動物他…
たった一日で多くのものを見せてくれるゴビ砂漠。
ワクワクがとまりません(∩´∀`)∩
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