現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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ロシア3日目。
今日はいよいよ、
世界中の鉄ちゃん鉄子みんなの憧れ
ジベリア鉄道
に乗っちゃいます!
シベリア鉄道って、鉄道に詳しくない人でも一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。
東端はウラジオストクから西端はモスクワまで、
営業キロ数9259km(ガイドブック掲載の場合)
もちろん世界一の長さです。
余談ですがロシアにはこのシベリア鉄道の他に
バイカルアムール鉄道(通称バム鉄道)という第二シベリア鉄道とも呼ばれる路線があったり、
旧ソ連時代に作られた鉄道がたくさんあります。
それらすべてを合計すると、総延長距離が約14万kmにもなるそうです。
なんと地球3周半分!
やっぱり世界一の面積をもつ大国は違いますね。
世界中の鉄道を乗り回すからには、始発から終点まで完乗したい気持ちはやまやまです。
ですが今後の旅のルート上、半分くらいの地点の
イルクーツク
というところまでしか乗りません。
モスクワまで行きたかったかったけど残念です。

イルクーツクまでは3泊4日。
ちなみにモスクワまで行くと6泊7日かかります。
それではシベリア鉄道旅のはじまり~
まずはチケットの購入です。
現地で苦労して買うのが旅の醍醐味でもありますが、
乗りたい日のチケットがすぐに買えるどうかは分かりません。
今はインターネットで何でも買えちゃう時代。
ロシアのtravel russiaという旅行会社のサイトで事前に買いました。
ビザ申請に必要なバウチャーもここを使いました。
全部英語だしちゃんと買えるか心配でしたが、
お金払ってしまえばこっちのもんだぜ!ってことで
カード番号を入力した数分後にはメールでe-チケットが無事に送られてきました。
ウラジオスオク→イルクーツク107USドル。
なんでもシベリア鉄道の中にも優等列車(ちょっと高い)とそうでないものがあって、
観光客にも一番人気でシベリア鉄道いえばこれ!みたいな列車が
ロシア号という列車のようです。
これは毎日ではなくて隔日の運行。
私がシベリア鉄道に乗りたい日はちょうどこの運航日ではなかったためロシア号は断念しました。
一日待てばよかったものの、
待ってまで高い優等列車に乗るのもどうかと思って安い普通の方にしちゃいました。

列車は午前11時2分発。
気合い入れすぎて9時には駅に着きました。
というのは嘘で、
朝、宿の部屋のロッカーの扉を閉めたときにバタンと大きな音が鳴ってしまって、
同じ部屋だった妖怪みたいなおばちゃんから
ロシア語で超怒鳴られて怖かったからそそくさと宿を出てきたからこんなに早く着いてしまいた。

ここは「世界のシベリア鉄道」の始発駅。
たくさんの人でごったがえしているのかと思ったら意外とガラガラ~
駅の待合室にはWi-Fiがとんでいました。
そして天井がお洒落!

サイゼの天井を思い出しました。
電光掲示板に列車番号と出発時間、ホーム番号が表示されていますが、
出発時間がモスクワの時間だから本当紛らわしいんです。
モスクワとの時差は7時間。
11時2分の列車の場合、4時2分と表示されます。
印刷しておいたE-チケットを窓口で本物の切符に引き換え、
ホームに降りてみるとすでに長い列車が停まっていました。
んーなんか違うなぁ。
私好みの車体ではない( ゚Д゚)

切符はすべロシア語で書かれているので自分の乗る車両番号すら分かりません。
近くにいた駅員さんに聞いて教えてもらいました。
今回乗る列車のお顔。

やっぱりなんか違う。
私が好きなのはもっとレトロな感じの日本でいうキハ52型とかツートンカラーのあれです。
そして顔は丸みを帯びずに平面の方が好きです。
というわけで乗車!!
車両は1等、2等、3等の3段階に分かれています。
1等は2人用個室
2等は2段ベッド×2の4人用個室
3等は個室ではなく2段ベッド×2の開放寝台
私は一番安い3等です。

下の座席を開けると荷物入れになっています。
これなら盗難の心配がない!
通路を挟んだ向こう側にも窓に沿って上下にベッドがあります。


だいたいの作りはインドの寝台列車と同じですが、
(あんだけ乗ったのでどうしてもインドと比較してしまう)
インドにはなくてロシアにあるものがいくつかあります。
その1

布団と枕。
そしてシーツ、枕カバー、タオルのセット。
シーツ類は自分でセットし、降りるときにはがして返却するという完全セルフサービスです。
インドのいいクラスの車両にはシーツはありましたが、布団は初めてです。
しかも結構分厚い。
枕も大きめでふかふか。
その2

給湯器。
熱湯なので要注意。
これで温かい飲み物が飲めるし、カップ麺も作ることができます。
その3

カップとスプーンの貸し出し。
※貸し出し品にお茶は含まれません
どうでしょう!!
もうこれだけで快適な列車生活が送れそうです!!!
続きは後篇で~
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