現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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インド一周スタート地点のコルカタはもうすぐそこです。
ブバネーシュワルはオリッサ州にあります。
治安もあまりよろしくなさそうなのでスルーします。
そのため20時間もの長距離移動をしなければなりません。
いつ注文を聞きに来てくれるのかとわくわくして待ちました。
南インドではほとんどカレーとご飯だったので、久しぶりのチャパティ!
あ、ちなみにチャパティって、上の写真のご飯の隣にあるクレープのようなやつです。
お店で食べるとだいだい焼きたてでパリパリしていますが、
車内販売のふにゃふにゃしたチャパティが私は一番好きです。
知らない街に夜に到着するのはできるだけ避けるようにしていますが、
プリーではその心配は無用です。
なぜなら
伝説の日本人宿と呼ばれる安心して行ける場所があるため!
万が一満室でもなんとかしてくれるだろうという甘い考えを持って向かいます。
ブバネーシュワルから海方面へバスで1時間でプリーに到着です。
リキシャーですぐに伝説の日本人宿サンタナロッジに行き、
無事にベッドにありつけることができました。
さて気になるこの宿、
朝食&夕食&チャイ二杯付で一泊250ルピーという破格もさることながら、
スタッフは日本語が堪能、
日本の本やマンガがたくさんあったり等々、
とにかく居心地がいいということで
沈没してしまう旅人が多数いるそうです。
(※沈没=ある場所が気に入って、何をするわけでもなく何週間、何か月も一か所に滞在してしまうこと)
そうです私はここへ沈没するために来ました。
インドで疲れた身体と精神を癒すために。
もともと長居するつもりなのを沈没を呼ぶかどうかは定かではありませんが…
部屋はドミトリーが中心ですが、
他にお客さんがいなかったためずっと一人で占領できました。
サンタナロッジはデリーやコルカタ、
ネパールにも支店?があります。
ここに一週間滞在しました。
元々一か所に長くいるのは苦手なので、私にとって一週間は沈没です。
ここで沈没生活の主な一日をご紹介します。
朝8時になると部屋のドアがノックされ、
スタッフがチャイを運んできます。
9時には朝食が運ばれてきます。
お腹が空いている朝はこのチャイからの1時間がものすごく長く感じます。
朝食は日替わりのスープとパン。
パンはここで焼いているので焼きたてで美味しいです。
朝食後、だいたい午前中は部屋でネットをしたりごろごろします。
お昼ご飯はここの食堂で食べることもできますが、
少しでも外に出るためにランチは外で食べるようにしていました。
適当にぶらぶらして16時までに宿に帰ります。
門限でもなんでもないですが、
16時は夕方のチャイの時間なのでなんとなくこの時間には帰っていました。
夜ご飯までは再び部屋でネットをしたりごろごろしたり…
19時からは食堂で他の宿泊者さん達と夜ご飯を食べます。
夜ご飯はカレーやオムライスといった5種類の中から選びます。
別料金でサラダや焼き魚などのオプションをつけることもできます。
このオプションに刺身があったことにはびっくりしました!
ここでは旅人同士、情報交換をしたり、
「今日はどこか行ったの~?」
「いやずっと部屋にいました~」
なんていう中身のない会話をしたり。笑
ご飯の後は屋上でビールを飲んだり、
ごろごろしてそのまま寝たり。
最終日にはプリーロックフェスティバルというイベントが開催されて
インド中から駆け付けた?旅人アーティストたちによる演奏が行われたり、
即席ヨガ教室も開かれました。
と、まぁこんな感じで実家にいるようなのんびりした生活を一週間送りました。
しかし!ただぐだぐだごろごろしていただけではありません。
ちゃんと出かけたりもしましたよー。
まずはオリッシーダンスという伝統舞踊を見に行きました。
これはインドで最も古い舞踊の一つで、2000年も前から存在していると言われます。
何年かに一度、日本でも公演を行うほど、
世界的にも有名な伝統舞踊です!
(ここに来るまで知りませんでしたが…)
ここでは定期的に公演をやっているわけではなく
日時を決めて予約をするとダンスを見せてもらえる形式のようです。
宿の他の宿泊者と一緒に、ダンサーがいる村へ見に行ってきました。
村に着くと、着替え真っ只中の楽屋?を見せてくれました。
髪を整える女の子…
今回見せてもらったのは「ゴティプア」という種類のダンスです。
ゴティプアとは6歳から16歳までの若い男性ダンサーを指し、
彼らは女装をして踊ります。
身体の柔らかい幼いころからトレーニングを摘んでいるため、
アクトバテッィクなダンスが特徴的です。
彼らは足の裏で床をパンパン叩いて音を鳴らしながら踊ります。
その音は足の裏で叩いているとは思えないほどすごく大きな音です。
さぞかし足の裏の皮が固いのかと気になって、後から見せてもらったら意外と普通の足の裏でした。
ものすごく近距離で見ることができて大迫力でした。
村では他に伝統的な絵画も見せてもらいました。
これに使われている色は化学的なものを一切使っておらず、
自然からできたのもだというからすごい!
伝統舞踊の次は寺院です。
プリーには東インド最大の聖地と言われるお寺があります。
ジャガンナート寺院というもので、その名の通りジャガンナートという神様を祀っています。
オリッサ地方に伝わる、オディシャ建築の最高傑作と言われており、
これまで見てきた寺院とは建物の感じが違います。
同じヒンドゥー教の寺院でも地方や時代によって寺院の様式や祀る神様が全く異なります。
そしてこの寺院の中へはヒンドゥー教徒以外は入れません。
向かいにある図書館の屋上から、寺院の全体が見渡すことだできるだけです。
プリーではこのジャガンナートという神様をいたるところで見ることができ、
人々の信仰の篤さがうかがえる…
のですが、なんかちょっと神様という感じがしないのは私だけでしょうか?
こういうキャラクターどこかで…
プリーはベンガル湾に面した街なのでもちろんビーチもあります。
海はあまり綺麗ではなく、泳ぐのに適しているとは言えませんが、
インド人で賑わっていました。
ん、砂漠?
いえ、ビーチです。
このラクダたち、ラジャスターンから連れてこられたのかな~
そりゃあ休憩中くらいは寝たくなるよね、お疲れ様です。
プリー式海見物。
海に入って戻ってきてパラソルの下でのんびりして…
というのとは少し違います。
彼らは海をただ眺めているだけです。
以上、沈没生活とちょっとプリーの紹介でした~。
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おわり
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