現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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ドゥシャンベから、パミール高原とワハーン回廊への拠点となるホーローグへ向かいます。

ドゥシャンベ~ホーローグ間の道はとんでもない悪路らしく、
ガイドブックには所要時間14時間から20時間と書かれています。
google先生は7時間と計算していますが、実際はそんなに甘くはないみたいです。
ただし、これはただの悪路ではなく絶景を見ることができるそうなので長時間でも頑張れそうです!
朝8時、日本人3人でホーローグ行のシェアタクシー乗り場へ向かいました。
タクシーと言っても、車は我らがTOYOTAの4WD!
モンゴルのゴビ砂漠を疾走したときと同じように、山道を走るためしっかりとした車が必須です。

このシェアタクシーは7人乗りで、車が満席になるまで発車しません。
乗り場には、あと3人や2人で発車できるような車が何台もあります。
本当はいけないのだろうけど、お客さんも早く出発したいので
他の車の残りの客数を確認して一度決めた車から別の車に移動したりもします。
私たちの車は初めは5人集まっていたのに、2人組が別の車に移動してしまい、振り出しに戻ってしましました。
その後の運転手の必死の客引きの甲斐があってか、1時間半ほどで満席になりました。
何時間も待たされることもあるそうなので、1時間半待ちは良い方だったのかな。
幸いにもこの日は晴天!
悪路なうえに天気が悪くて景色が見えなかったら最悪です。
ドゥシャンベを出発し、山道を登ること1時間半、湖が姿を現しました。

窓のスモークのせいか、山の緑色がより鮮やかに、湖の青色がより青く見えます。
後部座席のため窓を開けることができないのが残念。

こんなに高い場所から見下ろす湖はなかなか見たことがありません。
車を降りてしばらく眺めていたいという願いは運転手に届くわけもなく、一瞬で通過ー(´Д`)

タジキスタンに入ってすぐに見た車窓は、砂漠や岩山などの乾いた印象でしたが、
今日見えているのはキルギスに負けないくらいの緑。

空が近い。


ドゥシャンベを出発して5時間ほど経つと、川が見えてきました。

ついに見えてきました。
川の対岸は
アフガニスタン!

橋が架かっているということは、ここから対岸に渡ることができます。
両岸にそれぞれの国旗がはためいています。

実際はただの山なのだけれど、あの山の向こうにはアフガニスタンの街があり、人が住んでいます。
山の斜面にへばりつくように細ーい道があり、バイクに乗る人の姿が見えます。

アフガニスタン人。
海外でもほとんど会うことがないので、有名人のように感じてしまいます。
アフガニスタン牛。

集落も見えます。

レンガを積んだ四角い小屋。
人が住んでいるのか分かりませんが遠くから見た感じだとガランとしていました。
テントを張っている場所もありました。
すぐ近くに見えるのに、川を一本へだてて数メートル先は別の国。
歩いて渡れそうなくらい川幅が狭い所もあります。
これまでも川が国境線となっている国はいくつか見てきましたが、今回はそれらとは少し違う印象でした。
アフガニスタンってどんな国なんだろう。
危険な状態にあっても、そこに住む人がいて、彼らの生活がある。
テロ、タリバン…マイナスイメージばかりで、
行ってはいけない国、行くことはできない国という印象が強いせいか、
こんなにも近くまできてアフガニスタンについてほとんど何も知らなかった。
危険だから行くことはできない。
それと同時に、知ることからも遠ざかっていたのかも。
かつては多くの旅行者が訪れていたように、
マイナスばかりではないはずで、
いいところもたくさんあると思う。
アフガニスタンについて知りたくなった。
いつか平和が訪れて、行くことができるようになったときのために…。
ドアを開けたまま入ればアフガニスタンを眺めながら用が足せるトイレ。

日が暮れてからも車は走り続け、他のお客さんがどんどん下りていって、
一番最後にホーローグの宿に到着したころには夜中の1時をまわっていました。
運転手さんおつかれさま。
16時間の絶景ドライブ。
この道だったらもう1回くらい乗ってもいいと思えるくらいの景色でした(^^)/
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