現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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2015年3月21日、
再出発しましたー!!
リアルタイムとの差がこんなに近いのは初めてかもしれない。
1ヶ月以上前の記憶をたどらなくていいことがこんなにも楽だなんて。
世界一周をするときはなるべく日本に近い極東から!と決めていました。
そんなわけで最初の目的地はロシア・ウラジオストク。

ウラジオストクへは船で行きます!
なるべく空路を使わずに陸路と航路で旅をするっていうのも密かなルールにしています。
鳥取県の境港から韓国の東海市を経由してウラジオストクまで行く船が週に1便のみあり、
韓国のDBSクルーズフェリーという会社が運航しています。
土曜の19時に境港を出て月曜日の14時にウラジオストクに着くスケジュールです。
初っ端から2泊3日の船旅!
HPからの予約方法が分からなかったので電話をしてみると、
日本語がペラッペラの韓国人出ました。
予約の内容を伝え、パスポートのコピーをFAXorメールで送ると予約が完了。
一番安いエコノミークラスが満席だったので、セカンドクラスになってしまいましたが
運賃30,000円、燃油サーチャージ2300円の合計32,300円。
米子空港までの航空券を入れると約50,000円…
後から調べたら成田→ウラジオストクの飛行機は20,000円ちょっとでした。
前日でもこの値段で買えたみたい。
しかも所要時間はわずか3時間!
お金と時間をかけても船には船のよさがきっとある…はずだ!
これは乗った人にしか分からないと信じたいです。
乗船当日は、17時までにフェリーターミナルに着いているように言われました
羽田空港から飛行機に乗り米子空港に着いたのが10時。
一度米子駅まで行き、時間をつぶしてから
再び境線に乗って終点の境港駅に行きました。
そして今日から乗るフェリーよりも楽しみにしていたのがこれ!

鬼太郎列車!!
これ前から乗りたかった路線なんです~。
なぜこんな列車が走っているかというと、
境港市はゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる氏の出身地だからです。

2両編成で車両ごとにデザインが違います。
もう一両は目玉のおやじ!


境港駅周辺には水木しげるロードという通りがあります。
この日は土曜日ということもあり若者や家族連れでにぎわっていました。
上を見上げればこんな提灯がぶら下がっていたり、

足元を見れば可愛らしいマンホール?の蓋。

妖怪さんのサービス精神は嬉しいけど、
前からこんなのが歩いてくるとビビる!笑

前後に背負ったバックパックがこの通りにはかなり不釣り合いだし、
重さが限界に達したので途中でに駅に引き返しました。
駅前のスーパーで船の中での食糧を調達して、
無料のシャトルバスで国際旅客ターミナルへ向かいます。
窓口で乗船券を購入し、出国審査を通ります。
そうか、これから海外へ行くんだのもね。
船の入口でお出迎えをしていた乗組員が東南アジア系の顔立ちをしていたので、
いきなり異国間満載です。

お客さんはほぼ韓国人でした。
あとは日本人とロシア人がちらほら。
セカンドクラスは8人部屋です。

同室にはロシア人の母親とその子供と見られる少年の、私含めて3人だけ。
この少年が日本人とのハーフっぽいんだけど超イケメン。
残念ながら目も合わせてもらえませんでしたが!
早速船内を散策ー!
ゴミ箱がいきなり異国。

ちなみに船内の表示に日本語はほぼありませんでした。
すべて韓国語かロシア語で、たまに英語。
日本にも停まるんだからもう少し日本語があってもいいのに!
船内アナウンスもメインは韓国語です。
8割くらいの確率で韓国語のあとにロシア語のアナウンスもしてくれますが、
そのあとに日本語が出てくることはごくたまに。
重要なアナウンスだけなのか、気まぐれなのか…
聞いた限りでは3回くらいしかありませんでした!
船のパンフレットに豪華にでかでかと載っていた壁とシャンデリア風電飾。

バーもあります。

案内にはサウナと書かれていましたが、檜風呂風のお風呂もありました。
(誰もいない早めの時間に行って撮ってます笑)

カーテンの向こうは大海原という最高の景色を眺めながらお湯に浸かることができるのですが、
このお湯がものすごくぬるい!
シャワーはちゃんと温かいお湯が出ました。
船内で使えるお金はほとんどが韓国のお金です。
日本円で唯一買えたものがこれ。

お風呂上りに海を眺めながらぷはーっとやりたいところでしたが、
一歩外に出ると吹きさらしの極寒です。
10分ももちません。

2日目の10時前に韓国の東海(Tonghae)に到着しました。
ここでは一度船を降り、韓国に入国しなければいけません。
3時間ほどあったのでターミナルの周りをぶらぶらしようかと思いましたが…

見事に何もなさそうなので数百m歩いて終了!
14時に再び出航。
韓国人のお客さんがだいぶ降りたようなので、船内の人が減りました。
同室だったロシア人親子もなぜか別の部屋に移ってしまい、一人ぼっちです。
境港から東海までは船はほとんど揺れることなく、穏やかな航行のようでしたが
東海からウラジオストクがめちゃめちゃ揺れました!!!
夜中に揺れで目が覚めてしまうもんだから怖くて仕方がありません。
こんなに揺れて大丈夫なの?ってくらい左右に大きく揺れます。
カーンカーンって金属同士がぶつかるような音が余計に怖いし。
しかも部屋が異様に暑くて、そのせいで沈没するんじゃないかとか
訳の分からないことを考えてしまう寝起きの思考回路。
その後は爆睡し、気が付いたら汗びっしょりで朝になってました!

16時、
予定よりも3時間遅れてウラジオストクに到着しました!
乗っているは話し相手もおらず大半を寝てしましましたが、
こんなに長く船に乗るという経験は初めてだったのでなかなか楽しかったです。
50,000円の価値はあったかどうか分かりませんが。笑
夏だったら外に出ることができるのでまた違う船旅が楽しめるんじゃないかと思います。
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