現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
**********************************************************************************************************
こんにちは!
現在地はスリランカ・キャンデイ。
スリランカ滞在も残り半分…
インドに戻りたくなーい!
************************************************
昨日の記事に載せ忘れましたが、
夜のラホールも素敵でした。
さて、この日はもうインドに戻ります。
ほとんど宿で食事をしていたので、
最後の朝は散歩がてら朝ごはんを探しに行きました。
国境が開く時間に合わせて、来た道と同じ道を引き返します。
この白線を超えるとインド…
はじめはビビりまくっていましたが、
パキスタン、いい国でした。
パキスタンはテロだのなんだのって言いますが、
毎日起きているわけではありません。
日本で生活してたっていつ通り魔に襲われるか分からないし、
物騒な事件はたくさんあります。
いつ何があるのか分からないのはどこにいたって同じ!
ただ、パキスタンは安全な国だからおすすめだよとも言えません。
どこに行くにも自己責任ですね!
と、偉そうに言いましたが、
たったの二日間でラホールしか見ていないので、
パキスタンという国が1%も分かったつもりはありません。
でも絶対にまた行きたい国になったのは確かです!!
行ってよかった!
線をまたいで…
インド入国!
インド側の国境の軍人が私のことを覚えていてくれました。
「もうインドに戻ってきたのかい?」って。
こんな閑散とした国境ならそりゃあ覚えてるか!
二日前にインドを出国するときと同様、
入国するときもがっつり荷物検査されます。
せっかくパッキングしたものをぐちゃぐちゃにされるからイラッとするんだよね(-з-)
奴ら絶対適当にあさってるだけだし…
国境施設を出たところでリキシャーが一台もいなくて途方にくれていると、
通りかかったインド人がバイクに乗せてバス乗り場まで連れていってくれました!
アターリーからアムリトサルまではバスで約45分、30ルピー。
アムリトサルはシク教の聖地です。
シク教の総本山である黄金寺院(ゴールデンテンプル)があります。
シク教は、
ヒンドゥー教がイスラームの影響を受けて改革してできた宗教で
頭髪や髭を切らない掟があるため、
髪をまとめてターバンを巻いているのが特徴的です。
シク教徒の数はインド人全体の1.9%だそうです。
インド人=ターバンのようなイメージがありますが、
インド人だからターバンを巻いているわけではなく、
シク教徒だからターバンを巻いているわけです。
ただ、シク教徒は昔から裕福で勤勉だったため良い職業に就く人が多く、
仕事でよく海外に行くようになりました。
そのため世界中で見るインド人はシク教徒が多いので、
インド人=ターバンのイメージがついたみたいです。
黄金寺院には異教徒でも誰でも入ることができます。
お寺に入るときは履物を脱ぎ、頭を布で覆います。
この日は直前に大雨が降ったので
どんよりした空色でしたが、
黄金寺院は輝いていました!
さすが2014~2015年版地球の歩き方の表紙になるだけあります!!
聖所(黄金の建物)はものすごい行列だったので入るのをあきらめました…
寺で働く人はもちろんシク教徒
なんとこのお寺では巡礼者用の無料の宿泊施設(外国人用も)があったり、
食事が無料で配られるんです。
しかも食事は24時間いつでも!
早速、チャイと軽食をいただきに行きました。
食べ物や飲み物がもらえるところは常に人が群がっています。
ジェネラルシートの電車に乗るときと同様、
自らぐいぐい行かないと負けます。
黄金寺院を後にして、
本日二回目、通算三回目の国境に向かいます。
毎日国境を閉める時間に、
両国が掲げている国旗を降ろすセレモニーが行われていて、
そのセレモニーがすごく面白いらしいんです!
国境へはジープツアーで一人170ルピーでした。
黄金寺院周辺に客引きがたくさんいます。
インド側からセレモニーを見ることになりますが、
着いてみるとこの人、人、人!!
外国人はVIP待遇のようで、より国境に近い場所で見ることができます。
というのも、うちにはこんなに外国人がいるんだぜーすごいだろう!
とパキスタンに見せつけたいからだそうです。
セレモニーが始まると、
国境を守る精鋭のおっさんたちが
一人ずつパフォーマンス?をしてダンダンダンッていう音楽に合わせて行進して
国境に近づいていきます。
そのパフォーマンスでは足を上げる動きがあるんですが、
綺麗に上げられる人もいれば
上手く上げられない人もいて面白い!笑
単なる旗を降ろす儀式ですが、
何らかのアナウンスがされるたびにインド人がうぉーー!ってなったり、
精鋭が行進するたびに行け行けーー!って感じでめちゃくちゃ盛り上がります!
このような応援グッズなんかも売っています。
VIP席といっても国境のすぐ近くというわけではないので
国境付近で何をしているかははっきりと見えませんでした。
国旗が降ろされてセレモニーは終了です。
遠くにはたくさんのパキスタン人の姿が見えました。
今朝までいた国、
わずか一時間の距離なのに、
この時はものすごく遠い国に感じました。
宗教の違いというだけて同じだった国に国境線が引かれ、
今も争いが絶えないインドとパキスタン。
このセレモニーにはインド側から参加しましたがl、
インド人の愛国心というかパキスタンに対する敵対心みたいなものをすごく感じ、
なんだか複雑な気持ちになりました。
アムリトサルに戻り、
食事をいただきに再び黄金寺院に行きます。
ものすごいお皿の数!
1日に約10万食も作るそうです。
しかもここで働く人々は無償。
その人々の姿を描いた
「聖者たちの食卓」
というドキュメンタリー映画が
ちょうどこの9月から公開されているみたいです!
入口でお皿を受け取り、
食堂のある二階へ行きます。
バケツを持ってまわって配ってくれます。
お兄さんの動きが機敏すぎてぶれました。
気になる食事がこちら。
上段左から甘いおかゆみたいなもの、カレー、カレー
下段ビリヤニ、チャパテイ
お店で食べるものと変わらないくらい美味しかったです!
動き回っているお兄さんを呼び止めれば
何回でもついでくれます。
しかし10万食ってどんな量なんだろ…
シク教徒じゃない人はバンダナを巻くように布で髪を隠しているんですが、
小学校の掃除の時間にしていた頭覆いという名の水色の三角巾を思い出しました。
昼休みの後が掃除の時間だったから、
昼休みから皆頭覆いをつけて校庭を駆け回っていました。
今思えば、昼休みからつける必要はあったのだろうか…
暗くなると寺院や周りの建物がライトアップされていて
ディズニーランドのエレクトリカルパレード並の電飾!
夜も聖所へ参拝する人の列は絶えませんでした。
次回はとても楽しみにしていたものに乗りに行きます!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました(*'ω'*)
おわり。
**********************************************************************************************************
最後までお読みいただきありがとうございます✩
世界一周ブログランキングに参加しています!
猫の画像をクリックしていただくとこのブログにポイントが入ります!
読んだよ!のしるしに一日一回、ポチっとクリックお願いします。
よろしくにゃん。
