現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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こんばんは!
現在、ビーチまでわずか10歩の宿に泊まっています。
ビーチで飲むビールは最高だけど、
ミルクティーも最高だということが分かりました。
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10/6
一週間いたリシケシュを後にし、
鉄道駅のあるハリドワールからアムリトサルにやってきました。
昨夜は久々に夜行列車で移動しました。
インドの駅はいつも人であふれています。
電車を待っているのか住んでいるのか分かりませんが、
寝ている人、遠足のように輪になってカレーパーティーをひらいている集団などなど
色んな人がいます。
駅で人間観察すると結構面白いです。
ホームで待っているとインド人に話しかけられました。
車両が同じだったので電車が来るのを彼らと一緒に待ちました。
赤ちゃんびっくりしすぎ!
一時間ほど遅れてアムリトサル駅に到着。
アムリトサルはパキスタンとの国境までわずか約30キロの距離に位置しています。
パキスタンに入るとすぐにラホールという都市があります。
このラホールは世界遺産に登録されている城があったりと、
歴史的にも重要な場所です。
パキスタンというとテロなどよからぬイメージですよね。
行ったことがある人の話を聞くと、
人々がとても親切でいい国だったと言います。
でもやはり長居するのは怖いので、
ラホールだけさっと見てすぐインドに戻ってくる予定です。
パキスタンは国境でのアライバルビザの取得ができないため、
日本で事前にビザを申請しました。
広尾にあるパキスタン大使館で申請でき、
なんとビザ代100円!
タダでいいじゃん!
アムリトサルに到着後、
そのまま国境の街アターリーまでのバスに乗るため
バスターミナルに行きます。
ちょうどアターリー行のバスがあり、
すぐに出発しました。
アターリーまで約45分、30ルピー。
バス停から国境管理施設までは約2キロあり、
サイクルリキシャーで30ルピーでした。
国境管理施設に入り、
荷物検査を受けます。
イミグレーションで出国スタンプをもらい、
ここまではスムーズ!
税関で荷物をぐちゃぐちゃにあさられます。
インドルピーは外国への持ち出しが禁止されています。
数日前に下ろしたばかりだったので大量のインドルピーを
PCケースの奥に隠していたので没収されないかヒヤヒヤ!
さすがにそこまでは見られず、ばれずに出国できました。
建物の外ではバスが待っていて、
それに乗って国境近くまで行きます。
わずか数百メートルの歩ける距離なのにバスに乗せるとは
かなりの厳戒態勢です。
インド側の国境ゲートにはガンディーさんが飾られています!
今まで何度か陸路で国境を越えたことがありますが、
こんなにがらんとした国境は初めてです。
数メートル進むと文字通り、国の境目が!
この白線より右がインド、
左がパキスタン。
一歩入るともうそこはパキスタン。
当たり前ですが服装がイスラム教!
その先にはパキスタン側へのゲート
並んでいる椅子は
毎日夕方に行われる国境を閉めるセレモニー用の観客席です。
このセレモニーには後日参加しますが、
この閑散とした国境からは想像できないほどの人であふれていました。
この先の建物で入国審査があり、
荷物検査もなくあっさりとパキスタンに入国できました。
この日はパキスタンは祝日。
国境からラホール市内までバスが出ているという情報でしたが、
バスも車もほとんど走っていません。
オートリキシャーが一台停まっているだけ。
600ルピーでラホール市内のゲストハウスまで行ってもらうことにしました。
最終的にお釣りがないからと言って500ルピーでいいよってなったけど、
インドじゃこういうのありえないです。
もう早速パキスタン人好きになりそうです。
インドもパキスタンも通貨はルピーですが、
1インドルピー=1.86円
1パキスタンルピー=1.11円 (2014年11月現在)
換算するのがややこしい!
パキスタンの第一印象
道路がきれい!
臭くない!
インドから来た人は誰もが間違いなくこう言うでしょう!
インドの隣だからといって比較してしまうのはパキスタンに失礼ですね。
前方から突如猛スピードでラクダが走ってきたのには驚きました。
ラホールの宿は泥棒宿という名がついているほど悪名高く、
夜中に天井が空いて人が入ってくるという都市伝説があります。
怖すぎるので事前にネットで調べ、
泥棒宿じゃないところを必死で探しました。
何人かのブログで見つけたLAHORE BACKPACKERSへ!
ここなら安心できそうです。
部屋が暑すぎて初めてエアコン付の部屋に泊まりました。
パキスタンでは安心料としていっぱいお金使うつもりだったのでたまには贅沢します!
一泊目は1300ルピー、
二泊目は値切って1100ルピー。
チェックインをしてしばらく部屋で休んでいると、
どこからかヤギらしき動物の鳴き声が聞こえてきます。
しかもそれは普通のメ~ではなくて、叫び声のような…
近くでヤギでも飼ってて子供がいじめているのかな~
ん?待てよ、ここは4階だしこんな街中でヤギなんて飼うかな~?
はたまた気のせいかな?
なんて思いながら、
テラスの方にあるトイレに行くと…
血なまぐさい臭いがして、
さっきのヤギの鳴き声の正体が判明しました。
そう、ちょうど今日から3日間は
イスラム教の犠牲祭(イード)と呼ばれる祝日!
日本ではほとんど聞いたことがありませんが、
神様に家畜を生け贄として捧げて感謝する日だそうです。
生け贄にした家畜は貧しい人々やご近所さんに配り、
残りを自分たちで食べます。
動物はヤギや牛、ラクダなど様々…
そして宿の入口からまたヤギの鳴き声がします。
今度は普通のメ~。
生け贄になる二匹目がスタンバイしていて、
テラスに連れてこられました。
一人でヒーヒー言っていると、
パキスタン人に近くへ来い!と言われて
目の前でと殺が行われました。
ヤギの喉元にナイフが入る瞬間、
目が合ってしましました…
またとない貴重な機会なので、
最後までしっかりと目に焼き付けました。
肉は食用になり、皮は売られ、
不要になった臓器が街のあちこちに捨てられていました。
目の前でかなり衝撃的なものを見てしまったけど、
まだお昼を食べていませんでした。
空腹にはかないません。
直後に肉食べました。
インドではほぼベジタリアンだったから久しぶりのお肉。
…美味しかったです。
宿のオーナーから
「今日はお祝いの日だからディナーはサービスだ!」
という嬉しいお言葉が!
もちろん昼間のヤギ(マトン)さんです。
※パキスタンやインドではヤギの肉をマトンといいます。
今回は偶然にも動物のと殺を目の当たりにしましたが、
日本ではこのような機会はほどんどありません。
しかし人の目につかないところで同じように動物が殺され
人間によって食べられています。
スーパーにならぶ肉や焼肉屋の肉を見て、食べても、
命をいただいていると実感することはほぼないと思います。
魚が切り身のまま海を泳いでいると思っている子供がいる
と何かで聞いたことがあります。
イスラム教ではこの日は宗教的に神に感謝すると同時に、
「命あるものの肉」を食べているということを再認識し、
子供たちへの教育にもなっているのではないかと思いました。
翌日はラホールを観光します!
今日もありがとうございました(*´ω`)
おわり!
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