現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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インドですでに二回も鳥に糞を落とされました。
地面だけでなく空からも注意しなければならず、
外を歩くときは常に気が抜けません…
現在地はスリランカ・コロンボ!
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誰もが知っているインドの観光名所といえば、
そう、タージマハル!
今回の旅では一度行ったことがある場所は行かない予定なので、
前回すでに訪れたタージマハルは飛ばすつもりでした。
がしかし、
出発のときに空港まで見送りに来てくれた友人たちからこんなものをもらいました。

JAPANはちまき!
12月に出る予定のアンコールマラソン用に用意していたものに
友人たちがメッセージを書いてくれました。
せっかくならこのはちまきをして
インドの名所で記念撮影をすると勝手にミッションを決めました。
となれば大大大名所のタージマハルで撮影しないわけがない!!
ただ、このはちまきを持って一人でタージマハルに乗り込む勇気はありません。
しっかり写真を撮ってくれる相方も必要です。
一緒に行ってくれる人を探していると、
なんとレーで一緒にゴンパ巡りをした名古屋の大学院生の野呂くん
が日帰りで行く予定だそう!
しかもジェネラルシートの電車で。
※ジェネラルシートとは2nd Classの別名
彼は以前インドに来た時にジェネラルシートに13時間も乗ったというツワモノ。
その時の話を聞いたら、
すごーくきつそうだけどすごーく楽しそう(笑)
野呂くんのプランに便乗することになりました。
しかも野呂くんはカメラ青年だから写真も上手に撮ってもらえそう♪
ということで急遽予定を変更してデリーに戻り、
デリーのメインバザールで野呂くんと再会。
翌日の電車の時刻を確認します。
タージマハルのあるアーグラーへはたくさん電車が出ていますが、
私たちが泊まっているメインバザールに近いニューデリー駅から出る電車は
7:00発→12:10着
10:15発→13:50着
の二本。
所要時間から考えて後者を選びましたが
万が一遅れたら現地での滞在時間がほぼありません!
野呂くんはこの日の深夜の飛行機で日本に帰るため、
何が何でもデリーに戻ってこなければなりません。
一か八かで行ってみましょう!
-----------翌日-----------
電車が一時間以上遅れたら諦めようということになり、
ホームで電車を待ちます。
20分遅れくらいで到着!
ジェネラルシートの乗り方はとてもかんたん。
1、列車がホームに入ってきたらじっと目を凝らして車体に書かれているクラスを見る
2、「SECOND SITTING」
と書かれた車体を見つけたら、
その車体を目指して一目散に走る
(※見つけられない場合はインド人が走っている方向を目指して走る)
3、入口にに到着したらひたすら車内に身体を押し込む
それだけ。
ね、簡単でしょ?
それでは早速挑戦してみましょう!
入口に身体を押し込んでいる場面。
とにかく押す!押さないと負けます!

格闘の末、なんとか乗車できました。
入口の込み様に比べ、車内は意外と空いていました。

もちろん席は空いているわけなく…

上にも人。
一番快適なのは荷物棚かも。

30分くらい立ったままでいると、
なんと近くのインド人が私たちに席を譲ってくれました!
みんな優しいです。

愉快なおじさんもいます。

電車は遅れを取り戻して予定時間に到着!
幸運にも席に座れてしまったので、
暑さと狭さでと快適とはいえませんが想像よりはるかに快適でした!
そして車掌はチケットの確認をしに来ず、無賃で行けました。
駅前からオートリキシャーをチャーター(往復で250ルピー)して
タージマハルへ向かいます。

リキシャーのドライバーが
「今日は世界遺産の日だから
タージマハルはフリーだぜ!」
と言ってきました。
え、そうなの?
ラッキー♪
って騙されるかーーー!!
その分浮いたお金で他の場所に連れまわそうと企んでも無駄だよ!
もし本当だったらいいなと思いつつ、
チケット売り場に行ってみると
やっぱりフリーじゃありませんでした。
タージマハルの入場料は外国人は750ルピーもします。
たぶんインド一高いと思います…
インド人はたったの20ルピーなのに!!!
高い高い入場料を払って入口へ向かいます。
入場ゲートでは、
厳重な持ち物検査と身体検査があります。
バッグの中を隅から隅まであさられ、
検査官が例のはちまきを手にしました。
「これは何?」
やばい、と思いながらも
笑顔で「ジャパン!」と答えました(笑)
検査官はにこりともせず言います。
「何かのシンボルを表すものは持ち込み禁止よ!外のロッカーに預けなさい!」
(°д°;)!
いやいや、これがないとここまで来た意味がないんですけど!
抵抗するも上手く説明できず…
野呂くんもロッカーに預けるものがあったらしく、
検査官ははちまきも一緒にロッカーに入れてくるように指示して
私の手からとりあげたはちまきを野呂くんに渡してしまいました。
どうにか隠して持ってきてくれよう心の中で祈ります。
野呂くんが戻ってきました。
なんと心の声が届き
カメラバッグの奥底に隠して持ってきてくれました!
四年ぶりのタージマハル。

この大きな門をくぐると、
その先には…

二度目でもおぉーってなりました。
前回は曇り空だったけど今回は快晴!
そして念願の!

はちまき写真ー!!!
ただでさえ外国人はインド人からジロジロ見られるのに、
サリーを来ておかしなはちまきをしているおかしな日本人は注目の的!
めっちゃ写真撮られました。
16時過ぎの電車に乗らなければ間に合わないため、
滞在時間わずか一時間ちょっとで退散。
帰りの電車も15分遅れくらいで到着。
お馴染みの3ステップで乗ります!

……やばかったです。
何度も諦めようと思いました。
けど諦めたらそこで終わり!
必死に押し続けたらなんとか乗れました。
中もぎゅうぎゅう。
日本の満員電車に熱気を汗の臭いがプラスされた感じ。


帰りの電車でもインド人が席を譲ってくれました。
なんて優しいんだろう…( ;∀;)
帰りは途中で何度も長時間停車したため、
デリーまで5時間ほどかかりました。
電車を降りた時の解放感、
とてつもなかったです!
滞在時間はわずか一時間でしたが、
すごーく楽しかったし写真も撮れて大満足な一日でした。
最もインドらしい体験がしたい方はぜひ!!!!
今日もありがとうございました(*´ω`)
おわり。
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