現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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こんばんは!
現在地はオーストラリア・メルボルン。
空港で夜明かし中です。
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コタキナバルからバスに乗って、
国名と首都名がとても長い場所にやってきました。
ブルネイ・ダルサラーム国は、
ボルネオ島にある小さな国です。
面積は日本の60分の1だそうです!
首都のバンダル・スリ・ブガワンには人口の約7分の1の5万6000人が暮らしているそうですが、
中心部は徒歩で周れてしまうほどの小さな首都です。
東南アジアで最もお金持ちの国として知られています。
石油や天然ガスが豊富にとれるため、
医療費、教育費などがすべて無料で、
税金もかからないというなんとも素晴らしい国です。
そんな国には一泊数百円で泊まれる安宿など当然あるわけないと思っていたら、
一件だけユースホステルがあるという情報を手に入れました。
しかも値段は1000円くらい。
ただ、受付にいつも人がいなくて何時間も待たなければいけないとか
不定期に閉まっているとか
従業員の愛想が悪いとか
値段の安さ以外には良い点があまりなさそうなので少し心配です。
バスを降り、どきどきしながらユースホステル向かいます。
人の姿が見えたので、とりあえずやっていそう!
しかし安心したのも束の間…
入口で警備員のような人がいたので
開いているか聞いてみると、
「工事中だから来年まで閉鎖だよ」
はい、
こんなこともあろうかと、
安宿と呼べる値段ではないけれど一番安い宿を調べてありました。
★K.H.S.SERVICES&REST HOUSE
35ブルネイドル/泊(ネットの情報だと30ドルだったのに値上げしてた)
35ドルは日本円で3000円くらいです。
なのに、
バストイレ共同!
水シャワー!!
Wi-Fiなし!!!
というインド並のクオリティ。
インドでもWi-Fiがない宿のほうが珍しかったのに…
最安でこれとは…
ブルネイ恐るべし。
その代わり、部屋は無駄に広くて枕やシーツは綺麗でした。
宿代はこんなに高いですが、
食事はそこまで高くないと聞いています。
ですが東南アジアにあるような、
街中の屋台や子汚い安食堂は見当たりません。
地図を見ていたらナイトマーケットを見つけたので、
夜ご飯を食べに行ってみます!
屋台が10軒もないほどの小さな屋台街で、人もまばらでした。
猫ちゃんも暇そうに寝ています。
一番賑わっていそうなお店で食べることにしました。
おかずがずらりと並んでいて
見た目はマレーシアの料理に近い感じです。
おかずが一品1ドルでご飯は50セントという東南アジア並の安さです!
チキンカレー。
インド以来のインドっぽいカレーです。
ただいまカレー!
見た目の通り少々オイリーでしたが美味しかった♪
ブルネイはイスラム教の国です。
ご飯の後はライトアップされたモスクを見に行きました。
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクという覚えられないような長い名前ですが、
通称オールドモスクと呼ばれています。
昼間のモスクはまだ見ていませんが、
ライトアップされた姿はとても幻想的でした。
翌朝、再度モスクに行ってみました!
天気が良くて空がものすごく青く、
モスクが青空に映える映える!!
お祈りの時間以外は異教徒も中に入ることができます。
女性は入口で貸し出している服を羽織って入ります。
外の気温が暑くて汗だくの状態で長袖の服を羽織り、頭を覆うのでさらに汗が出るー
と思いながら一歩モスクの中に入ると…
クーラー効きすぎ!!!
寒いくらいです。
これまで色んな国で何度かモスクを訪れていますが、
クーラーの効いたモスクは初めてです。
さすがはお金持ちのお国( ゚Д゚)!
観光名所があまりないブルネイですが、
カンポンアイールという水上集落が有名です。
以前に旅番組で見たことがありました。
対岸に見えているのが集落の一部です。
水上のタクシーであるボートに乗って川を渡ります。
対岸までの相場は片道1ドル~50セントだそうですが、
「いくら?」
「1ドル。」
「え~50セント!」
「オッケー。」
あっさり50セントで行ってくれました。
帰りも50セントでしたが、
1ドル渡すとお釣りがないからいいよ~ってタダで乗せてくれました。
あなたたち稼ぐ気ある!?
ここでは外国人からぼったくったりする必要がないのかもしれません。
なんたってお金持ちの国だから!
ボートを降り、橋を進むと、
水面からのびる柱の上に家が密集しています。
600年以上前から存在する、世界最大の水上集落で、
現在も3万人以上もの人が暮らしているそうです!
パッと見ただけではその大きさが実感できませんが、
この水上集落の中に40以上もの村があり、
病院、学校、すべてのものが揃っています。
もちろんモスクもあります。
このブルネイ川を埋め立てる計画があることや、
近年集落内で大きな火災がいくつか発生したことから、
政府は水上集落から陸地への移住を勧めているそうです。
火災があったと思われる場所を見つけました。
こんなに家が密集していたら家一軒の被害では済まないでしょう。
政府が移住を勧めるのも納得できます。
橋と橋が交わる部分には公園のような場所もありました。
ここでおばちゃんたちが井戸端会議でもするのかな?
陸地への移住を勧められていながらも、
新しい家が集まっている場所がありました。
柱や橋がコンクリートでできているので
東南アジアっぽい雰囲気からは少し離れます。
ここであることに気が付きました。
住民がほとんどいない!
土曜の朝だからみんな家の中にいるの!?
でも家からも音などは全然聞こえてこなくてシーンと静まりかえった集落。
もっと人々の生活が見たかったのに!
対岸へ戻り、中心地から少し離れた場所にある
ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスクというこれまた長い名前の
通称ニューモスクに行きました。
ニューモスクまではバスで行けますが、
市内を走る循環バスはどこまで行っても1ドルでした。
オールドモスクよりも大きくて壁がカラフルです。
オールドモスクではエアコンの効きように驚かされましたが、
ここではさらに驚くべきものがありました。
じゃん!
高級ホテルのロビーみたいです。
ここではちょうどお祈りの時間を重なってしまため、中へは入れませんでした。
モスクの近くにショッピングモールがあるようなので、
地図を頼りに歩いていると…
ブルネイにもありましたー!
青空に輝くMの文字!!
ブルネイのマクドナルドはこの一軒だけだそうです。
ここで世界のマクドナルド~ブルネイ編~
といきたいところですが…
空港税の12ドルを残しておかなければいけなかったので、
本当に本当お金がなくて何も食べられませんでした。
夜ごはんを食べるお金もなくてスーパーで安くて量が多そうなお菓子を必死に探したくらい。
しかしいざ空港に行ってみると、
空港税は航空券代に含まれているため支払不要とのこと。
くそー!
この12ドルでマックで豪遊できたのにー!!
お金持ちの小国は驚かされることがたくさんあって楽しかったです。
またいつか来ることがあれば、絶対ににマクドナルドに行きたいです。
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おわり。
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