現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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おはようございます!
現在地はオーストラリア・ブルーマウンテンズ。
名前の通り山です。
標高が高いので寒いです。
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アンコールマラソンから一日が経ち、
筋肉痛にはなりたくないけど翌日に筋肉痛がきてくれて少しほっとしています。
シェムリアップで泊まったゲストハウスにはこんな素敵な場所がありました。
マラソンの後にハンモックに揺られて昼寝をしたのは最高に気持ちよかったです。
毎朝ここで朝ごはんが食べられます。
朝ごはんは日替わりで、
この日はコーヒーとヌードルというなんともミスマッチな組み合わせでした。
美味しかったけど!
さて、カンボジアの世界遺産といえば
アンコールワットが世界的にも超有名です。
あまり知られていませんが、
実はもう一つ世界遺産があるんです。
その名も
プレアビヒア寺院。
その寺院は山の上に建っているため、
天空の寺院とも呼ばれています。
9世紀末に建てられたヒンドゥー寺院で、
なんとアンコールワットよりも古いらしいです。
しかしこの寺院はタイとの国境沿いの山中にあるため、
昔から寺院の領有をめぐってタイとカンボジアは度々争っていました。
国際司法裁判所が1962年に遺跡はカンボジアのものだと認定しましたが、
タイ側はこの決定に納得せず、
今度は周囲の土地の帰属をめぐって争いが止むことはありませんでした。
2008年に世界遺産に登録された後は、
争いがさらに激しくなり死者が出るほどの武力紛争にまで発展しています。
2012年以降は国際司法裁判所の措置で、
両軍は国境の紛争地域からは撤退していますが、
外務省の海外渡航情報では未だに危険な地域とされ、
「渡航の是非を検討してください」という注意が出ています。
争いが続いていた数年前は観光客も近づけないほど危なかったようですが、
現在は多くの観光客が訪れるようになっています!
といっても公共交通機関はなく、車をチャーターするしかありません。
どこでチャーターするかにもよりますが、
だいたい一台あたり100ドル以上はかかります。
タケオゲストハウスという、宿泊者はほぼ全員日本人のゲストハウスがあり、
そこでは遠方の遺跡に行くための車をシェアする人を募集しています。
他のゲストハウスに泊まっていても参加することができます。
プレアビヒア寺院行の車の募集があるかどうか見に行くと、
ちょうど私たちが行きたいと思っていた日に参加者を募る張り紙がありました!
宿泊先と名前を書いて、当日の朝に行けばおっけーです!
プレアビヒア寺院までは車で約3時間。
寺院が建つ山のふもとに到着すると、
ここから先は乗用車では登れないほどの山道を行くため、
専用の車に乗り換えます。
プレアビヒア寺院への入場料はかかりませんが、
この専用の車代で一台あたり25ドルがかかりました。
坂道をぐんぐん登っていき、駐車場に停車します。
そこから先は徒歩で登ります。
ハーフマラソンの翌日にこの登りはきつい( ;∀;)!
寺院が見えてきました!
寺院は崩れている部分が多かったです。
タイとの紛争で破壊されてしまった部分もあるそうです。
この寺院のために争っているのに破壊してしまうなんて…
寺院自体にはこれといった特徴があるかどうかはよく分かりませんでしたが、
何がすごいって、寺院が建っている場所!
山の頂上からはカンボジアの平原を見下ろすことができます。
まさに天空の寺院!!
頂上にいたこの子、カメラが大好きで
カメラを向けると必ずピースサイン。
撮られ方をよく分かっておる。
頂上へ向かう坂道とは反対方向へ下っていくと、
タイとの国境まで行くことができます。
この先はもうタイ!
国境沿いには有刺鉄線がはられていました。
国境の紛争地域から両軍が撤退したとはいえ、
国境を警備する軍人さん?がいて、銃もありました。
一応は危険地域とされているので、
国境はピリピリしていた雰囲気で自由に写真を撮ったりできないのかと思っていました。
しかし実際はここで紛争があったとは全く想像できないほど平和そうな雰囲気。
銃の写真を撮らせてくれるし、触らせてもくれました。
いくつか民家もあり、お母さんと子どもがハンモックで昼寝をしているのどかな村でした。
良いものを将来に残すために、みんなで大切に守っていくのが世界遺産。
それをめぐって争い、人やものを犠牲にしてしまうことは悲しいことです。
「プレアビヒアは私たちの寺院」
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おわり。
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