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雪のないウランバートルを満喫


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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ゴビ砂漠アドベンチャーから首都のウランバートルに戻ってきました。
行く前に積もっていた雪はほとんど解け、日かげに少し残っているくらい。



宿で日本人に会い、ロシアからずっと封印していた日本語が解禁されて久々にまともに会話をした感じ。
英語だと完全に言いたいことが言えていないもどかしさが残るので。


その人が安い宿に移るというので一緒に行くことにしました。

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★Gana's Guesthouse
ドミトリー、通常6ドルのところ値切って5ドル
Wi-Fi無料
キッチンなし
中心部より少し離れたガンダン寺の近く

夏は屋上にあるゲルに泊まれるそうです。



宿のすぐ前は住宅地なので、
中心部では見られないこういう光景も見ることができます。

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ランチにみんなで日本食を食べに行きました。
普段海外ではあまり日本食レストランには行かないのですが、
たまにはいいものです。

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その日本食がカレーであるならば!
(世界一好きな食べ物はカレーです)


次に日本のカレーが食べられるのはいつだろう…
と考えながら一口一口大事に食べました。



食後の運動を兼ねてマーケットに行きました。
モンゴル最大の市場といわれているナラントール・ザハ。
「ザハ」とは市場の意味だそうです。

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このマーケットはスリが多いことで有名なので、
鞄を前にしっかり抱えていざ出陣!


服、文房具、日用品、調理用具、食料品、などなど…
数えきれないほどの露店、商品の数。
さすがモンゴル最大なだけあります!


モンゴルならではの商品を見つけました。

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左に2つある丸いやつはゲルの天井部分です。



すぐ近くには何用か分かりませんがロープが大量に売られていました。

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遊牧民はロープを使うという勝手なイメージ。



ロシアもそうでしたが、お菓子が量り売りで売られています。
色とりどりの包み紙が可愛い。

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古靴屋さんが何軒か並んでいました。

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よく探してみるとお洒落な革靴もあります。
どれも新品ではなく使い古されたもの。
どこから流れてきているのか…


メッシュ素材超軽量スニーカーには何度も悩まされてきたので、
ここでしっかりた靴を買おうと思い掘り出し物を探して見つけたのが、
Timberkandのトレッキング風シューズ。

サイズもぴったりだったので30000トゥグルク(約1800円)でお買い上げ。


それからフォークを約18円で買いました。
やすっ。



モンゴルっぽい帽子。

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マーケットからの帰り道、路上本屋さんがありました。

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誰かが売ったのか、日本語も何冊か置いてありました。




ウランバートルの見どころには博物館や美術館が多いです。
博物館や美術館があまり得意ではない私でもおぉ、ってなったウランバートルの見どころがこちら。

IMG_3496.jpg

中心部から南へ3kmほど行ったところにある
ザイサン・トルゴイという丘です。


丘の頂上にはトルガというモンゴルの伝統的な明かりが置かれ、
その周囲を囲む壁には、
モンゴルとソ連の友好、相互援助をイメージとしたモザイク画が描かれています。
大日本帝国とナチスドイツからの侵略に対抗している様子も描かれているとか。



ここからはウランバートルを一望できます。

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街の遥か先にそびえる山々。
ウランバートルが山に囲まれているということが分かります。

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モンゴルは中国と近いし、地理的にもアジアというイメージでしたが
街並みは完全にロシアです。
文字もキリル文字なのでアジア感は全く感じられません。


なぜかビートルズ。

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奥の黄色いのはサーカス場。

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モンゴルと聞いてまずイメージするのが、
広い大草原と真っ青な空や、馬に乗った遊牧民。
モンゴルは国土の約79%が草原だそうです。


首都にはそれなりに近代的な高いビルや建物があります。


国の発展に開発は大事ですが、
今ある自然が侵されることなく、未来永劫にそのままであってほしいと願います。
そして今回見ることができなかったTHEモンゴル!という景色をいつかまた見に来たいです。



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Category: モンゴル

恐竜と同じ空気を吸える場所


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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今朝も寒さで目が覚めました。

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ゲルの中は狭いので、ストーブに火をつけるとすぐに温まります。


ツーリスト用のゲルにはベッドとテーブルが置いてあるくらいでしたが、
家族が暮らしているゲルは家そのもの。

手前にあるのがストーブで、煙突が外まで伸びています。

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天井もカラフル。

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朝ごはんを食べてアドベンチャー3日目スタートです。
と言っても今日は少し寄り道をしてダランザドガドに帰るだけ。



車窓から見える景色は昨日までの何もない景色とは違い、
道の両脇にはゴツゴツとした岩山。

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この岩だらけのバヤンザグという場所は、
なんと世界で最初に恐竜の卵の化石が見つかった場所なんです!


ここに来るまで全く知りませんでしたが、
モンゴルは恐竜王国と言われるほど、
恐竜の化石が多く発掘されているそうです。


特にこのゴビ砂漠は世界有数の化石の産地。




車でしばらく進み、高台に来ました。

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中生代(約2億4000万年前)に、恐竜がこの場所を闊歩していました。
2億って…!
昔すぎてよく分からないけどとりあえずすごく昔。



目を閉じて耳を澄ますと恐竜の足音や鳴き声が聞こえてくる…




わけがありませんが、



2億4000万年以上も前から存在するこの場所に立ち、
当時はどんな景色だったのだろうと想像するだけでワクワクします。


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見えている景色は変わっていたとしても、この地に恐竜がいたのは事実。
恐竜と同じ土を踏みしめ、同じ空気を吸っています。


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映画の撮影に使えそう。
ここまで来るのはかなり大変だけど。



最後にもう一カ所、砂丘に寄ってもらいました。

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モルツォグ砂丘。
風によって少しづつ移動しているそうです。

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小規模の砂丘ですが、
短い草がちょこちょこ生えているような砂地がずっと続いていたところに
急にこの砂丘が姿を現したのには驚きました。



砂丘を後にして走ること2時間、
遠くにダランザドガドの街が見えてきました。

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長かったようであっという間だった2泊3日。

ほとんど車に乗っていただけでしたが、
数kmごとに全く違うものを見せてくれる車窓にただただ圧倒されるばかりでした。
自然のでかさを体感しました。





バスターミナルまで送ってもらい、、
16時発のバスに乗ってウランバートルに帰ります。


ここからウランバートルへは9時間の道のり。




休憩所でもないところでなぜか突然バスが止まりました。


その隙に何人かのお客さんがばばばーっと降り出し
男性はすぐ近くで立ちションを始めます。

女性はその場ではさすがに無理なので
道の脇にある小高い丘を駆けあがり、
一山超えたところでしゃがみ出すのですが…
ちょっと見えてますよ奥さん!



ウランバートルに着いたのは午前1時過ぎ。
朝になるまでバスターミナルで待つつもりでこの時間のバスにしましたが、
バスターミナルは閉まっています。


ですがこんなこともあろうかと、24時間受付OKの宿を調べておいたので大丈夫。


バスの運転手にそこに行きたいと言うと近くまで乗せて行ってくれて、
降りた場所にタクシーを呼んでくれました。




モンゴルに来た当初、タクシーについて良からぬ噂を耳にしました。
メーターが高速に上がるように改造されたタクシーがあると。




大当たり~!




ものすごいスピードであがっていくメーター。
1kmも走っていないのに相場の何倍もの金額をとられました。
しかも道もかなり遠回りされたみたい。



宿までくればもう一安心。

のはずが、
何度インターホンを押してもドアを叩いても、何の応答もありません。
近所迷惑になるくらいドンドン叩いてもだめです。


居留守を使っているか宿が潰れたかとしか思えません。


午前2時。

泣きそう。



あまり戻りたくなかった前回泊まったGoldenGobi Guesthouseに行くことにしました。
幸いにもここから近く、300mくらい。


300mダーッシュ!!



身の危険を感じたわけではありませんが。
夜中の2時に一人で歩くような場所ではないと感じました。



今度はドアを叩くと、人が出てきてくれました。
無事にチェックインをして、
2日間砂漠で汚れた身体を洗う余裕もないほどにすぐに爆睡しました。




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ゴビ砂漠のワクワクはまだまだ続く


現在地はモロッコ!

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さむい。



寒さで目が覚めました。



薪が燃え尽きてストーブの火が消えています。

時計を見るとまだ5時。
もう一眠りしようと思っても寒すぎて眠れません。


寝袋の中で凍えていると、ドライバーのチュカが火をつけてくれました。



ゲルの中が温まったところで朝ごはんを食べ、
アドベンチャー2日目のスタートです!




昨日は暗くて分かりませんでしたが、ゲルの目の前はこんな景色でした。
今日も雪山が綺麗です。

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ゲルのオーナー家族がラクダを数匹所有しているようなので、
見せてもらいに行きました。




あらかわいい。

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でも体のバランスおかしくない?
ずいぶん立派な太ももだこと。


こういう顔の人いるよね。

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どこのラクダも口の動かし方は一緒でした。

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もっとラクダを見ていたかったけど、
ラクダに興味がなさそうなフィリップを乗せた車が近づいてきたので
急かされるように車に乗りました。


今日も一段とぼこぼこした道を進んでいきます。

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今日は150kmほど先のバヤンリンという街までフィリップを送り届けます。
フィリップはその街からヒッチハイクor徒歩でロシアとの国境を目指すと言っていますが、
この人地図もないのに大丈夫???


何やらゴビ砂漠には子供のころからの憧れがあるらしく、
夢が1つ叶ったと嬉しそうに話していました。




場所によって地面の砂や土の種類や、山の色が全く違います。

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途中で道を聞くために羊飼い?の家族の家に停まりました。

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たまにこのように途中で道を尋ねるのですが、
標識も目印もなにもない場所で、どのように道を教えているのでしょうか。
こっちの人は距離を測る能力がすごいとか?



チュカが道を聞いている間、羊?ヤギ?さんの撮影タイム!



あらかわいい。

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こっちもかわいい。
子ヤギが子犬に見えてきます。

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再出発後、しばらく走っているとボンっという音がしました。



何かにぶつかったわけではなさそうでしたが、
念のため車を降りて確認するチュカ。

何事もなかったようで、戻ってきてエンジンをかけようとしますが、
なんとエンジンがかかりません!




何度やってもダメなので、
ボンネットを開けて、何やら修理をはじめました。

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まさにフィリップの大好きな
"in the middle of no way"で。

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車がほとんど通らないような砂漠のど真ん中で車が故障なんて、
下手したら遭難です。



でも不思議と不安ではありませんでした。
1人じゃないし、数日分の食べ物はあるし…

もちろんフィリップも余裕の面持のようで、
すぐそばで立ちションをはじめました。



チュカが格闘すること小1時間…
エンジンが息を吹き返しました。



\(^o^)/



再び走り出した車は
地面がひび割れているほどの乾いた大地を走ったり、

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砂地になったり。

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朝、出発してから約5時間、
地平線しか見えていなかった先に、黒いかたまりが見えてきました。
近づくにつれてそのかたまりは大きくなり、街が姿を現しました。


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目的地のバヤンリンに到着ー!

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砂漠のオアシスのようなこの街には新しく近代的な建物があったり、
若者はバイクに乗り、スマホを使っていました。
ウランバートルの若者と変わりません。



そしてフィリップは本当にここから歩いていきました。
電線に沿って歩けば次の街があるそうです。

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(数日後、フィリップとは連絡がとれたので無事生還したみたいです。よかった。)



来た道を引き返し、今日泊まる予定のバヤンザグを目指します。




再び前方に黒か茶色っぽいかたまりが見えてきました。



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????




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ラクダの大群!!!

気持ち悪いくらいたくさんいる…



またここでチュカが道を尋ねるそうなので、
撮影ターイム♪


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サファリパークに来た気分です。



今、来るときに5時間かかった道を引き返し、さらに先にある街まで行こうとしています。

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だんだん日が傾いてきて、迫る日没と暗闇。

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日が長いとは言え、21時にはほぼ真っ暗になりました。

しかし目的地にはまだ着きません。
フィリップがいなくなったこともあり、急に不安になってきました。


目的地まであと10kmのところにある街で休憩し、
再び走り出した時にはもう完全に真っ暗。
怖いくらいの暗闇です。


明るいのはヘッドライトで照らされているわずか数mのみ。
その先は闇というか黒!ただの黒!


その黒をめがけて車は進んで行きます。
真っ直ぐ走っているのかも分からなくなります。

こんな黒い中でも道がしっかり分かっているチュカ、本当にすごい。



あと10kmと言っていたけど、どのくらい走っただろう。
星がとても綺麗。




遠くに明かりが見えてきました。

22時、やっとバヤンザグに到着。


街だと思っていたバヤンザグは街ではなく、ゲルの宿泊施設があるだけの場所でした。
ツーリスト向けのゲルは満員だったので、
オーナー一家のゲルに泊まらせてもらうことになりました。



数えきれないほどの星の下で眠ります。

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今日はほぼ車に乗っているだけでしたが、
全く飽きない景色に、まだまだワクワクさせてもらっています。


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1日中ワクワクさせてくれるゴビ砂漠


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
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食糧を大量に買い込み、ゴビ砂漠アドベンチャーに出発です!!


今日から3日間お世話になるのはドライバーのチュカとトヨタのランドクルーザー。
チュカは少し英語が話せます。

「この車は20年以上乗っているけどまだまだ現役。
日本の車は素晴らしい!」
と言っていました。

日本車を褒められると自分が褒められているような気持ちになります。




ダランザドガドを出て数分走っただけなのにもう周りには何もありません。

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フィリップはアドベンチャーという言葉もよく言うけど、
「in the middle of no way」
という言葉も頻繁に使います。


まさに今車が走っているのは道なき道の真ん中。



しだいに道の両脇には雪をかぶった土の山が現れます。
砂丘ではないようです。


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出発して約1時間半、最初の目的地、
ヨリーン・アム渓谷に到着です。

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モンゴル語で「鷲の谷」という意味をもち、
標高は約2200m、初夏でも雪が残っている場合があり、
別名「アイスキャニオン」とも呼ばれています。



渓谷の奥に進む道はほぼ雪に覆われていて、
たまにズボっとはまってしまうくらいの積雪のところもあります。



スタスタと先に行ってしまうフィリップ氏。
going my wayなのです。

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乾燥しているので雪はとても柔らかく、サラサラとしています。
かき氷のシロップをかけて食べたいくらい。



野ねずみがちょろちょろと姿を現したり、鷲の鳴き声も聞こえてきます。
ピュルルルル~っていうテレビでよく聞くようなあの鳴き声。



遠くに何か黒い物体が落ちていると思ったら、牛の死骸がありました。
お腹の部分がきれいに食べられていて、骨しか残っていません。
狼に食べられたようです…



しばらく歩いていると、石を積み上げた小さい山に旗を立てているものをよく見かけます。

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モンゴルの伝統的な信仰のためのもので、
石を投げながらこの石の山の周りを回るそうです。



1時間ほど歩くうちに2ヶ所、一面氷の道がありました。

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まさにアイスキャニオン。
気を付けて歩かないとすってんころりんとなったり、
氷が薄い部分を踏んで靴が氷水に浸かってしまいます。


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この先は全体的に氷が薄そうだったので進むのは断念しました。
メッシュ素材の超軽量スニーカーめ!


防水の靴をはいていたフィリップは先に行ってしまったので、
氷の手前でフィリップが戻ってくるのを待ちます。




鷲の鳴き声が聞こえない限り、渓谷は音一つない静かな場所です。



空がまぶしくて、白い雪がまぶしくて、少しフラフラしてしまうほど。
目に見えている色がおかしく感じてきて、
目を閉じると何も見えない、何も聞こえない、
別の世界に迷い込んでしまったような感覚。




来た道を戻り、再び車に乗って道なき道をどんどん進んで行きます。
しだいに平坦な道からぼこぼこした道に変わり、
つかまっていないと体がグラグラ動いてしまって大変です。




馬に乗った素敵なモンゴル人と、羊さん達に遭遇しました。
モンゴルっぽい!!!
手を振ったら振り返してくれました。

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その後も何度も羊さんの群れや、

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ラクダさんの群れに遭遇しました。

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モンゴルのラクダは毛が長くてフワフワしています。


※比較用、インド出身

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同じ動物とは思えないくらいの見た目の差!
ラクダにも色んな種類があるんですねー。



遠くには雪山しか見えていなかった景色に、別のものが姿を現しました。


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砂丘ー!!

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これでこそゴビ砂漠!!!


そして日が落ちかけてきた頃、本日のメインベント、
ホンゴル砂丘に到着しました。

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砂丘のてっぺんを目指してここでもスタスタと先に行ってしまうフィリップ氏。

レディーをおいて先に行くなんて。
滑って転がり落ちたらどうしてくれるんだ。

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てっぺんまで行きたかったけど、疲れたので途中で諦めてその場にしばらく座り込んで休憩。

途中から見える景色でも十分満足です。


IMG_2984.jpg



砂丘を後にし、本日のお宿、
ゲルに到着です。
モンゴルといえばこれですね!

IMG_3033_20150425154824143.jpg


ゲルの中はもちろん電気などなく、
ろうそくと懐中電灯の明かりで過ごします。

薪ストーブがあるので、寒さは問題ありません。

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サバイバルマンのフィリップは調理道具一式を持って旅をしているので、
暗闇のなかでも料理をしていました。

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砂漠のど真ん中で食べる温かい辛ラーメンと、
フィリップが分けてくれたパスタは最高に美味しかったです。



最後に、ピントが全く合っていませんが星の写真を…

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ちなみに小屋のようなものはトイレです。



渓谷、雪山、砂丘、動物他…
たった一日で多くのものを見せてくれるゴビ砂漠。
ワクワクがとまりません(∩´∀`)∩


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ゴビ砂漠アドベンチャーに出発!


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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ウランバートルの宿でゴビ砂漠に行く人を探していたら、
ちょうど翌日から行く予定だという人が現れました。


ポーランド人のフィリップ。


イケメンそうな外人の名前ですが、本当にイケメンです。


彼はウランバートルからのツアーに参加するのではなく、
バスでゴビ砂漠の拠点になる街、ダランザドガトまで行き、
そこから自分で車をチャーターしてまわるそうです。


ダランザドガドはウランバートルから南へ約500km。

mp.png


ダランザドガドやゴビ砂漠を自力でまわる方法についてはほとんど情報がないにもかかわらず、
彼は地図もガイドブックも持っていないツワモノ。



「アドベンチャーだぜ!
君もジョインするかい?」





「…イエス!!」

イケメン外国人にそう聞かれたら
イエスと答えるしかないでしょう!




朝8時発のバスに乗るために宿でタクシーを呼んでもらい、
バスターミナルへ向かいます。



ロンリープラネット曰く、ダランザドガドまでは12時間。
でも地球の歩き方には30時間以上と書いてあります。

たとえ歩き方の情報が古かったとしても差がでかすぎ。


さて実際には何時間かかるのでしょうか!




途中の休憩所でモンゴル3日目にして初モンゴル料理を食べました。

IMG_2856.jpg

シャルサン・マフタイ・ホールガという肉の炒め物定食。
ご飯の形とケチャップの乗せ方がなんともいえない。


モンゴル料理は基本的に肉です。
そしてとても油っこい。
肉は牛か羊がほとんどですが、
メニューがよく分からないので、食べるまで牛か羊か分かりません。



そしてバスはひたすら南下を続け、
ロンプラも歩き方も不正解の、約9時間半で南ゴビ県の県都ダランザドガドに到着しました!


道はすべて舗装されていて綺麗だったので、
ここ数年で交通状況がよくなっているのかもしれません。




今日はダランザドガドに泊まるのでまずは宿探しです。


ガイドブックに載っている一番安い宿に行ってみると、
大幅に値上げをしていて2人で30000トゥグルク。

それでも1人1000円もしないのですが、
フィリップが
これは高すぎる!と言うので、


寒空の中探し回ること1時間…



この街、このあたりでは一番大きい街でゴビ砂漠への観光の拠点にもなっているはずなのに
人がほとんどいません。

旅行者はもちろんのこと、現地の人もちらほら歩いているだけ。
みんな家の中にいるのでしょうか。


宿らしき看板を出しているところを数件あたってみましたが、
閉まっているか、初めに行った宿より高いか。
結局初めの場所に戻りました。


初めからここにすればよかったのに~!とは、
探している間中ずっと私のバックパックを持っていてくれた紳士フィリップ氏には言えるはずがありません。




チェックインしてすぐにまた外へ出て、
次は明日から砂漠へ連れて行ってくれる車を探します。

さっき歩いてみた感じでは人がほとんどいない閑散とした街…。
ここでドライバーを見つけて車をチャーターできるのかという不安がよぎります。



しばらく歩いていると、外国人が珍しいのか、現地の人に声をかけられました。
そこですかさず
「明日から砂漠へ連れて行ってくれるドライバーを探しているんだ!」
と言うフィリップ氏。

たまたまこのモンゴル人が少し英語を話せ、俺が連れていくぜ!と言ってきました。
この男ちょっとチンピラ風だし、ちゃんと連れて行ってくれるのか!?
と思いましたが、とりあえず値段と電話番号を聞いておきました。



再びドライバーを探して歩いていると、
旅行者ではなさそうな格好をした一人のドイツ人の女性に出会いました。
こんなところで何をしているのか尋ねると、ボランティアで英語を教えているそうです。

英語もほぼ通じないこのモンゴルの奥地で一人で働いているなんてすごい。
彼女はとても生き生きとしていて、楽しそうにここでの生活について話してくれました。



ラッキーなことに彼女の職場の方にドライバーを紹介してもらい、
値段も高くなかったのでこの方にお願いすることに決定。

偶然の出会いに感謝。





翌日10時。
ドライバーとの待ち合わせ場所に行きます。


ダランザドガドのすぐ近くには雪山がそびえています。

IMG_2860.jpg



ゴビ砂漠は、一般的にイメージするようなサラサラの砂地がひたすら続く砂漠ではなく、
草木が生え、山や森林、泉、草原など、さまざまな姿を見ることができる砂漠です。

そもそも「ゴビ」とはモンゴル語で、「まばらな短い草が生えている土地」という意味だそうです。
総面積はなんと100万㎢、モンゴルの国土の30%を占めています。



今回のアドベンチャーは、見どころとなっている渓谷や砂丘に寄りつつ、
フィリップを遠くの街まで送り届け、
(その街からヒッチハイクでロシア国境を目指すそう…)
ダランザドガドに戻ってくる、
という走行距離700km、2泊3日のスケジュールです!



ウランバートルからのツアーに参加する場合、
ドライバーの他にガイドがつき、食事も用意されています。

でも私たちはアドベンチャー(フィリップがアドベンチャーをやたら連呼する笑)、
そんなサービスはついてないので途中のスーパーで食糧を大量に買い込み、
ゴビ砂漠アドベンチャー出発ー( `ー´)ノ



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Category: モンゴル
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