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ウランウデの名物といえば


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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ウランウデが首都である、ロシア連邦内のブリヤート共和国では、
古くからチベット仏教が信仰されていました。

ソ連時代には宗教の弾圧によっていくつかの寺院が破壊されてしまいました、
破壊を免れた寺院や、新たに建造された寺院など多くのチベット寺院があります。


その中でもロシアのチベット仏教の総本山である
イヴォルギンスキー・ダツァンに行きました。


ウランウデのバスターミナルから130番のマルシルートカ(ミニバス)に乗ります。


市街地を抜けると、今までのロシアとは全く違う風景が広がります。

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モンゴルが近いからか、モンゴルっぽいです。(イメージ)

何もない場所で綺麗な格好をしたお姉さんが降りていきました。
高くて細いヒールの靴を履いてるけど、土に埋まらないか心配です。
この何もない先に彼女の家があるのでしょうか?
それともお洒落しているから彼氏の家?


それから道に牛がいました。
ロシアでこういう光景を見たのは初めてです。
やっぱりモンゴルですね。(イメージ)

インド以来、牛恐怖症ですが、
ここらの牛は毛がふわふわしていて可愛いです(^^)/



そんな何もない道を走ること40分、終点でマルシルートカを乗り換えてさらに5分。


お寺に到着!

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内部はいかにもチベット寺らしい、壁画や曼荼羅がたくさんありました。


マニ車。
これを見るとどうしても回したくなります。

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寺院のすぐ近くには僧院のような建物がいくつかあり、
お坊さんがいました。

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参道で売られていた、ラクダ…?

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お寺を後にし、
ウランウデに戻ってウランウデの名物を見に行きました。


どんっ!


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レーニンの頭です。


ウランウデといえばこれ!ってくらいに、宿のトイレの壁に、
遠近法を使ってこの頭に帽子をかぶせたりキスをしたりしている写真が貼ってありました。


でも一人なのでそんなオモシロ写真は撮れず。

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この頭、写真で見ると小さそうに見えますが結構でかいです。


ロシアにはレーニン広場やレーニン通りなど
レーニンと名の付くものがたくさんありました。



そしてロシアのどこの街でもそうでしたが、
街のいたるところにキオスクと呼ばれる小さな売店があります。
JRの駅にあるあのキヨスクはこれが由来なのかも?

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アイスのキオスク。

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寒いから儲からないでしょと思っていたら、
歩きながらアイスを食べているロシア人を結構見かけました。



ウランウデには他に見どころはなさそうなので、
ウランバートル行のバスのチケットを買って、
宿に戻ってゴロゴロしてロシア旅終了!


次回はモンゴルへー!



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Category: ロシア

シベリアのパリを散歩


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
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前回の記事でも書いた通りイルクーツクはバイカル湖への玄関口。
であると同時に、「シベリアのパリ」とも呼ばれているほどヨーロッパのような綺麗な街、
らしいです。


今日はイルクーツク最終日。
天気がいいのでシベリアのパリと呼ばれる所以を探しがてらぶらぶらしたいと思います。



イルクーツクのメインの通り、カール・マルクス通りにはヨーロッパ風の建物が立ち並んでいます。

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パリには行ったことないですが、
もうこの時点で完全にヨーロッパ(イメージ)!

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お洒落な建物もあれば、
歴史を感じる古い木造の建物も街のところどころに建っています。


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窓がかわいい

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他国同様、ロシアでも日本のトラックがたくさん走っていました。
海外で見かけるこのような車は使い古されたボロボロの車がほとんどですが、
このペリカン便は綺麗!

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レーニンスターコーヒー。
どこかで見たことがあるような看板です。笑

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ロシアに来てからずっと気になっていたのが、
車がすごく汚いということ。
上から大量の砂をかけられたように、綺麗に砂ぼこりにまみれている車を何台も見かけました。

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空気が汚いと感じたことはありませんでしたが、1日街を歩いた後のズボンの裾が汚れていました。
乾燥のせいだと思いますが、地面から巻き上がる砂ぼこりの威力がすごいです。




マーケットにも行ってみました。
気になったいくつかのお店をご紹介します。


他の国ではあまり見かけたことのない種屋さん。
暖かい季節に向けて種を植えるためか、お客さんで賑わっていました。

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わーお花屋さん!すごくカラフルー!きれー!
と思って近づいてみたら造花でした。
こんなに寒い場所でこんなに色鮮やかな花は咲くはずがないですよね。

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こちらは衣料品売場。
マネキンへの着せ方をもっと考えて!裸にコートは着ません!
もしかしたら中にめちゃくちゃ短いワンピース着てるのかもしれないけど。

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ロシアならでは?帽子とマフラーの売場。
顔が微妙にみんな違ってちょっと怖い。

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ロシアではお菓子の量り売りが定番です。
カラフルな包み紙のチョコレートやキャンディがずらーっと並んでいると見ているだけでわくわくします♪

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そして最後に、昨日行ったキャンディ教会にもう一度行ってみました。
昨日は礼拝中で中の写真が撮れなかったのでリベンジ!

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青空だと教会もより色鮮やかに見えます。

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外観が美しければ内部もとても美しいです。
ロシア正教について詳しくは分かりませんが、他の教会もこんな感じなのかな?

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街歩き終了。

果たしてイルクーツクがシベリアのパリなのかはよく分かりませんでしたが、
バイカル湖に行くためだけに寄る街としては勿体ないくらいの綺麗な街並みでした。


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Category: ロシア

世界一透明度の高い湖の上を歩く


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
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イルクーツクはバイカル湖への玄関口。


バイカル湖は「シベリアの真珠」とも称される、世界遺産に登録されている湖です。
世界一透明度が高い湖としても有名です。


とはいってもすぐ近くに湖があるわけではなく、
バイカル湖を見るには一番近い湖畔の街、リストヴィヤンカまで行きます。

9時発のバスに乗るため、
7時半に宿を出てバスターミナルに向かいました。


この日は朝から雪が舞っていました。
宿を出る前に天気予報を見たら最高気温が1℃…
でもマイナスじゃないだけまだマシです。
日本は桜が満開だってのに真冬に逆戻り。


宿を出てしばらく歩きますが、
出てくる言葉は
寒いのひとこと。


でーもー!
寒くたってへっちゃら!
なんたって今日は一人じゃないからね!
今日は宿で出会ったタイ人のアット君と一緒にバイカル湖観光なのです。


寒さと遠さに負けて途中からトラムに乗りました。

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街中にトラムが走っていて、一回12ルーブル(約25円)。

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バスターミナルに着くとなぜか9時のバスはなく、
一番早くて11時のバスまで待たなくてはいけなくなりました。

本音は寒いからバスターミナルで待っていたかったけど、アット君が
よし!じゃあこの間に教会を見に行こう!
というので着いて行くことにしました。


彼曰く、近くにキャンティのような教会があるらしいです。
キャンディ!?
ロシア正教の教会はカラフルな感じだからそのことを言いたいのか!?


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うん分かる、たしかにキャンディ!
日曜のため礼拝が行われており、
内部の写真は撮れませんでした。

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もう一ヶ所教会に寄って、ちょうどいい時間になったのでバスターミナルに戻りました。


リストヴィヤンカまではミニバスで約一時間、103ルーブル。

バスを降りると、目の前に広がるのは

世界一透明度が高い湖!




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ではなく

だだっ広いスケートリンクのように凍った湖でした。

当然冬だから凍ります。

残念ながら世界一の透明度をこの目で確認することはできませんでした。



しかし、湖の上を歩くという、
凍っているからこできる楽しみ方もあります。

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パンダはタイ人アット君。
彼はこんなお茶目な帽子をかぶって旅をしています。


昨日今日で降った雪がが氷のうえにうっすらと積もっていて、
この雪のおかげで、氷の上を歩いても滑りにくくなっていました。


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水自体は透明ですが、凍ると青い光だけを通すようになり、氷が青く見えます。
うっすら青い。

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氷の表面

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「バイカル湖 氷」でググると
エメラルドグリーンに輝く綺麗な写真が出てくるのでぜひチェックしてみてください。


遠くの氷は青く見えるけど近づいてみるとそうでもなく見えます。
不思議。

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氷の上に乗った雪がなければ、透明な氷の湖面が見えたはず。

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快晴の青空だったらもっと綺麗な景色が見れたと思いますが
曇天ならではの冬の湖の寂しさを感じることができました。

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たまに氷が溶けて水たまりになっているところや、
踏んだら氷が割れてビシャっと足が浸かるところもありました。
超軽量のメッシュ素材のスニーカーで来るもんじゃありません。
あと何時間も氷点下近い気温の中で濡れた足をさらしていなければいけないなんて…



観光地なだけあって屋台が出ていました。

ロシアのチャーハン

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バイカル湖名物のオームリという魚

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観光地の定番、ロシア版鮎の塩焼きというところでしょうか。
蒸しているにおいが少しきつかったですが、
ホクホクして美味しかったです。


土産物屋台にはマトリョーシカ

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バイカルあざらしの置物

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凍った湖の上のに何時間もいれないので、夕方のバスでイルクーツクに帰りました。


やっぱり一人じゃないって楽しい。



土産屋台でロシアに来たら絶対に買おうと思っていたマトリョーシカを見つけたので
少し高かったけど即買いしました。

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ロシア歴代有力者マトリョーシカ。
左からプーチン、メドベージェフ、エリツィン、ゴルバチョフ、ブレジネフ

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Category: ロシア

寒空曇天では気分も晴れない


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ロシア6日目。

AM6:24
時間通りにイルクーツク駅に到着しました。


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朝早く降りるのはしんどいから遅れて着くことを期待していたのに。


外はまだ薄暗いので少し明るくなるまで駅で待ちます。
が、相変わらず寒いですロシア。



こんな朝早く行ってもチェックインさせてもらえるか分からないけど、
駅で待っていても寒いので予約したホステルに向います。

チェックインはできなくても暖かい場所で待たせてもらえるだろうという淡い期待を持って。



イルクーツク駅の裏側にはアンガラ川という大きな川が流れており、
宿のある街の中心へは橋を渡ります。


橋を渡りはじめた瞬間から容赦なく吹き付ける風。
もう涙と鼻水オンパレードです!


そんな寒さもこんな綺麗な朝日を見たら忘れる

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わけもなく、一心不乱に橋を渡り続けるしかないのでした。


駅の方を振り返ってみると、
朝陽に照らされた鉄道たちが輝いていたので少しテンションが上がりました。

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駅から歩くこと15分、
今回の宿は看板とまではいかないけど建物に小さく表示があったので、
すぐに見つけることができました。


ロシアの宿はマンションやアパートの一角にあることが多く、
入口は他の住人と共通です。

★Admiral hostel
500ルーブル/泊
キッチンあり
Wi-Fi無料
ランドリーサービスあり

まさに家っていう感じで居心地がすごくいい宿でした。
1泊分しか予約していなかったけどすぐに延泊決定。


ロシアの宿はどこもWi-Fiがサクサク!
午前中はネットサーフィンをして、
午後は次の街への鉄道の切符を買うために駅に行きました。
宿のオーナーに書いてもらったロシア語のメモを握りしめて。


イルクーツクはロシアでも有数の観光地なので外国人も多く訪れるはずなんですが、
そんな駅の切符売場でも英語は一切通じないようです。

でも私には魔法のメモがある!
メモとパスポートを手渡すと一瞬で買うことができました。



それからはイルクーツクにあるいくつかの教会を見にぶらぶら。


バガヤヴリェーンスキー聖堂。

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壁のフラスコ画がきれいでした。

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ポリスキー教会。
この教会ではこの日コンサートが行われるらしく、テレビのカメラが取材に来ていました。

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寒いし曇っていてなんだか気分までどよんとしてきてしまったのでスーパーに寄って宿に帰りました。


どんよりした気分を上げるにはやっぱりこれでしょう。

20150328 (2)


ロシアはビールの種類が豊富な上に安いです。
ビール売場を見ているだけで楽しい♪♪

20150323

今はロシアの通貨、ルーブルが激安なのでビール1本100円ちょっとで買えてしまいます。


つまみはシベリア鉄道でロシア人が食べていたのを見て以来
ずっと狙っていた魚缶(たぶんイワシ?)と極太ハム!

20150328

ハムはいかにもヨーロッパという感じのパッケージ。
スーパーには何種類ものハムがずらりと並んでいます。
これで200円もしないから驚き!



この日、宿に泊まっていたのはタイ人とスロベニア人。
この2か国のバックパッカーに会うのは初めてです。
特にスロベニア人は人自体に会うのが初めて!
さすがはロシア、バックパッカーの層も幅広いです。



タイ人が部屋に入ってきた瞬間、なんか臭いなと思ったら彼の足が強烈な悪臭を放っていました。
最近私の周りには足が臭い人が多いなぁ…

翌日はそんなタイ人のアット君と一緒にバイカル湖を見に行くことになりました。


久しぶりに一人行動ではなく観光ができる!!!
楽しみだ( `ー´)ノ


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Category: ロシア

世界のシベリア鉄道に乗る。後篇


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
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前回に引き続き、シベリア鉄道~後篇~



念願だったシベリア鉄道に乗り込み、
座席を行ったり来たりして写真を撮っている間に列車は走り出しました。


向かい合わせの2段ベッドのうち、上の2人は親子か親戚かの2人組の男性。
お向かいさんはおじさんでもなく青年でもないくらいの年齢の男性。


どれほどのロシア人が英語が話せるのか分からないので
いきなり英語で話しかけるも失礼かなと思ったり、
だからと言ってロシア語分からないし…

ガイドブックに載っている旅のロシア語を使おうかとも思ったけど…
発音やアクセントが分からないから通じなかったら恥ずかしいし

なんて色々考えているうちにめんどくさくなってきて、
話しかけるのはやめました。笑



そんなわけで話し相手がいないので暇です。

他の車両の散策をしてみました!



食堂車発見。

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英語メニューはありませんでした。



1等車両には絨毯がひかれていました。

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掃除中のおばちゃんに個室の中の写真を撮っていいかって聞いたら、

「ニェット!(ノー!)」

と即答されたので撮れず…




外は物凄く寒いですが、
車内の暖房はガンガンに効いていて暑いくらいです。
ロシア人の若者たちはタンクトップにハーパン姿です。
上裸の少年もいます。


色白イケメン上裸のロシア男子を可愛いと思ってしまった私はもうおばさんですかね。




ウラジオストクを出たときは半分ほどしか埋まっていなかった席も、
はじめの方に停車した数駅でほぼ満席になりました。


ある駅で中国人が大量に乗ってきました。

それからというもの、静かだった車内には中国語が飛び交い、
もーうるさいうるさい!!!



ここ数日、英語はろくに話してないし
ロシア語はさっぱりだし
外部の環境から完全に孤立していました。


しかし、なんだろうこの中国語の安心感!!


会話の内容はほとんど理解できませんが、
聞いたことのある単語や中国語の独特な感じがなんか懐かしくて嬉しい。

大学時代、中国語が第二外国語でした。
先生が超スパルタだったので、中国語は今でも結構覚えてる方だと思います。



そして私は彼らから中国人だと思われ、
彼らの近くを通るたびに中国語で話しかけられます。


中国語で返答してしまうものなら彼らも容赦なく中国語でばーっと話しかけてきます。


「中国人と日本人の先祖は同じだ。
だから僕らは顔が似ているんだ!」


「山口百恵というバレーボール選手を知っているか?」


「日本にもリンゴはあるか?」


等々…
え?そうだっけ?という
よく分からない質問もあったけど久しぶりに人と会話ができて楽しかったです!




そしてもう一つ、彼らの近くを通るたびに感じるもの。


…足の臭い。


前に中国で寝台バスに乗ったときにも思いましたが、
なぜ中国人はこんなに足が臭いの!!!!





さて、気になるのが車窓です。
果たして世界のシベリア鉄道はどんなところを走っているのか!


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1日目はほぼずーっとこのような
雪、土、木、山、、、が続きます。

車窓があまり変わらないのも、シベリアの広い大地ならではです。




2日目の朝には景色に少し変化がありました。
山が見渡せる開けた場所に出たり、

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途中には川が流れていたり。

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あ、これ川です。
こんなに全てが凍っている川は初めて見ました。

IMG_2274.jpg

これは青くてきれい!

IMG_2266.jpg



西に進んでいるので少しづつ日が長くなります。
ウラジオストクと目的地イルクーツクの時差は2時間。


1日目より2日目、2日目より3日目、太陽が沈む時間が遅くなっていきました。

IMG_2315.jpg




二日目の朝、
突然やってきたガタイのいいロシア人がロシア後で何か言ってきました。
彼がジェスチャーを交えて言うには、席を交換してほしい、というかしろ、とのこと。
断る隙もなく、向かいの彼と一緒に2つ先のコンパートメントまで移動されられましま。


初めは何だよめんどくさいなぁと思いましたが、
この移動のおかげでこのあとの列車旅がますます楽しくなったのです!



移動した先の上のベッドにいた二人がとてもフレンドリーで、
宿の従業員以外のロシア人と初めて交流できました!


彼らも英語は話せませんでしたが、
わずかに知っている単語やGoogle翻訳でなんとかお互い伝えたいことは伝えられます。




言葉は通じなくても交流できる



よくあるやつですが、
こういうの求めてた!


お向かいの彼とは昨日から一言も話していませんでしたが、
これをきっかけに彼とも少し交流できました。
といっても物の貸し借りをしたくらいだけど。



いつの間にか周辺の席の人とも一言二言交わすようになり、
みんなで旅行しているような気分になっていきました。




途中の大きい駅では15分〜30分くらい停車します。

停車駅に着くと、みんな一斉に降りて外の空気を吸いに行きます。




駅のホームには売店があり、食べ物を買うこともできます。






初日は暇で孤独で中国人の足が臭くて、
こんなのあと丸2日以上も耐えられない!早くイルクーツクに着いてくれ!
とばかり思っていました。


2日目以降はその暇さが楽しいというか、ぼーっとしたり本を読んだり寝たり音楽聞いたり…
というのんびりした時間がいつまでも続いてほしいと思うようになってきました。


そして周りの人との交流が言うまでもなく楽しかったです!!




3日目の夕方、シベリア鉄道から見る最後の夕日を見たときは寂しい気持ちがこみ上げてきました。


4日目の朝を迎えるのが嫌でした。
もっと乗っていたい。



迎えてしまった4日目の朝。
イルクーツクには朝6時過ぎの到着だったので5時半頃に車掌さんが起こしにきてくれます。


川の向こうにはイルクーツクの街の明かり。

IMG_2327.jpg


あぁー、これで終わりかぁ。


私がイルクーツクで降りると、早朝にもかかわらず周りの席だった人達がお見送りにきてくれました。
(単に降りたかっただけかもしれないけど)



車窓を楽しむのには適していないかもしれませんが、
のんびり鉄道旅をしたい人にはぜひおすすめなシベリア鉄道でした。


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