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イケメン!?なモンゴル鉄道乗車レポート


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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1週間いたモンゴルに別れを告げ、
中国との国境の街、ザミーンウードに向かいます。


前日に駅に切符を買いに行きました。


鉄道の旅は切符を買うときからすでに始まっています。
思い通りの切符を買えるか買えないかでは乗るまでの心持ちがだいぶ違うからです。



宿から駅までバスに乗りましたが、車内には何かがぶら下がっていました。

IMG_3561_20150428155020080.jpg


辛ラーメン!!笑

IMG_3559.jpg



切符は駅舎の左側にあるこの建物で買うことができます。

IMG_3490.jpg


切符売り場の窓口では英語が通じなそうでしたが、
「トゥモロー、ザミーンウード!」
を連呼したら何とか買えました。


寝台のクラスやベッドの上段or下段などを、
向こうから聞いてくれた親切なおばちゃんでした。


寝台列車ではベッド位置の指定は特に大事!!



切符代は23000トゥグルク。
14時間の移動なのに1400円は安い!


モンゴルには、
北京(中国)~モンゴル~モスクワ(ロシア)と3国をまたぐ国際列車が走っていますが、
切符を買う場所(国)によって値段が違うようで、
モンゴル発だとだいぶ安く買えるみたいです。



翌日、18時20分発の列車に乗るため、
18時前に駅に到着しました。

立派な駅舎のウランバートル駅。

IMG_3491.jpg


鉄道の旅で最も緊張すると同時に最も好きな瞬間が、
車両とのご対面のとき。

何色でどんなデザインなのだろうと、
まだ見ぬ車両をあれやこれやと想像した後に実際に目にする瞬間がたまりません。


さて今回は一体どんなお姿をしているのでしょうか…!!

どきどきしながらホームへ向かいます。




IMG_3563.jpg


(*´ω`)♪


IMG_3568.jpg


レトロな色がたまらなく好きです。


そして乗車!
この瞬間も緊張します。
車内はどんなつくりなのか、周りの人はどんな人か。



車内の構造はシベリア鉄道とほぼ同じですが、
シートにかかっている布がオシャレ!!!
枕も柄つき。

IMG_3573.jpg

IMG_3575.jpg


シートの下に大きい荷物を入れたら再び外に出て、
お決まりの!お顔を拝見しに行きます。

車両が長い場合先頭まで行くのが結構面倒ですが、
顔を見ないことには始まりません。



IMG_3567.jpg


なんと!!
かっこいい!!!
なんかガンダムっぽくないですか??

レトロな緑色からは想像できないこの顔とかっこよさ。



先頭で写真をパシャパシャ撮っていたら、
車掌のお姉さんがこちらに向かって走ってきます。


撮影がダメなのか、私がどこかへ行ってしまうと思ったからか分かりませんでしたが、
息を切らしているので相当ダッシュしてきたみたい。
お姉さんごめんなさい。


日本人だと言っても韓国語でひたすら話しかけてくるお姉さんに、
制服が素敵だったので写真を撮らせてほしいと言うと、快くオッケーしてくれました。

IMG_3571.jpg


席に戻ると相席の方々がすでにくつろいでいました。
初っ端からお菓子をくれるおばちゃんとその旦那さん?ともう1人男の人。
みんな愛想がよくていい人そうです。



発車後すぐにさっきの車掌さんがシーツのセットと飲み物の粉を配りに来ました。

IMG_3579.jpg

「これらは有料で、受け取ってしまうと後からお金を請求されるから、要らなければ受け取らない方がいい」
と書いているブログを事前に読んでいたので、
しめしめと思い、断固拒否しました。


しかし何度要らないと言っても渡してきます。
強引に押し付けて金をとるつもりだな!
と思い、念のため聞いてみたら
すべて無料でした。
なんか恥ずかしい。

最近無料化したのかな?




他の国ならば、大きい駅を発車後すぐはごみごみした市街地を抜けながら走っていくものですが、
ここはモンゴル。
いきなり山が現れました。
山が近いです!

IMG_3582.jpg

IMG_3580.jpg


他の国ならば、しばらく走ると郊外の街が現れたりもしますが、
ここはモンゴル。
ひたすら山です。

IMG_3585.jpg

IMG_3644.jpg


車両が長いのと、カーブが多いため、
窓が開かない車両では極めて撮るのが困難だったこんな写真がたくさん撮れました。

IMG_3593.jpg


駅に停車している列車を撮るよりも、
景色と一体化している列車を撮る方が絵になります。

でもその素敵な一瞬を撮るために頑張るよりも、
のんびり乗っている方が好きな私はまだまだ乗り鉄派です。


IMG_3609.jpg

上の写真をカメラのフィルター機能で油彩風にしてみました。
もはや写真ではなく絵みたい!

IMG_3612.jpg

これはジオラマ風。

IMG_3614.jpg

この2枚を見てから元の写真を見ても絵のように見えてしまうから不思議!


IMG_3646.jpg


夕陽に照らされる列車を眺めながら、辛ラーメンを食べ、
日が落ちると同時に、寝る準備をします。

仰向けに寝転がると頭上の窓の外に見えるのはたくさんの星。


土曜日の21時。
日本では夜はまだまだこれからという時間。
日本にいたら友達とお酒を飲んでいたかもしれないし、
または家でテレビを見ていたかもしれない。


モンゴルの大自然の中を走る鉄道で満点の星空を見ながら眠りにつく。
こんな経験、日本にいたら絶対できなかった。
モンゴルに来てよかった。


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Category: 世界の鉄道

シベリア鉄道第二段!とはじめてのボルシチ


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ


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お久しぶりです。
中国ではネット規制のためにブログの更新できませんでしたー。
中央アジアでのビザ申請待ちの間に挽回します!

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イルクーツクの宿の居心地がよすぎて、バイカル湖しか行ってないのに3泊もしてしましました。



今日はモンゴルへの玄関口となるウランウデに移動します。
再びシベリア鉄道に乗って!



ウランウデはウラジオストク方面に少し戻ります。


ウランウデ〜イルクーツク間は、バイカル湖沿いを走るので車窓が良いこと間違いなしなのです。
でも前回ウラジオストクから乗った時、この区間を走行したのは夜中だったので、
バイカル湖を見ることができませんでした。
なので今回はあえて昼間を走る列車を選びました!


イルクーツク9:02発、チケットは1090ルーブルです。

IMG_2666.jpg



今回乗るイルクーツク駅は始発駅ではありません。

ということは、すでに人々が列車の中で何日か寝起きしています。
ということは、車両に入った瞬間のムンっとくる人間臭がする場合があります。
ex.足の臭い…


えーい!鼻が慣れてしまえばこっちのもんじゃ!
と、においを覚悟でいざ乗車!!





…あれっ?


意外と無臭でした(^^)/


というか全体的に人が少ないです。
臭いは人数に比例するということでしょうか。




シベリア鉄道には、各車両ごとに1人か2人の車掌さんがいます。

各車両の乗車口でピシッと制服を身にまとった車掌さんに切符を見せる瞬間は、
これから特別な豪華列車に乗るような気持ちになります。


走行中はこの車掌さんが車両のことすべてを取り仕切っています。

シーツや枕カバーを配ったり、
何時間かに一度、ゴミの回収したり、
床を掃いたり、モップがけまでします。
綺麗好きな車掌さんだとこのお掃除の頻度が高いかも?

それからたまにお土産を売りにまわったり、下車駅が近づくと一人一人に声をかけたり…

行ったり来たりしてすごく忙しそうでした。



さて、肝心のバイカル湖ですが、
地図を見てみると、イルクーツクを出てからしばらくすると湖が現れるようです。
今か今かと待っているとついに姿を見せてくれました!

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一面見事に凍っていて、湖と言われなければ湖だと分からないくらいです。


IMG_2713.jpg

実際に本当にこれがバイカル湖?と思いましたが、
この白い平面が何時間もずーっと続いていたのでバイカル湖だと確信しました。


時々現れる湖畔の村。

IMG_2697.jpg


寝台車なのに夜になる前に下車してしまうというなんとももったいない乗り方でしたが、
17:00にウランウデに到着です。



ウランウデはブリヤート共和国の首都です。
モンゴルに近いので、人々の顔つきが今までのロシアとは違います。
一気に日本人に近い顔つきになって親近感もアップ!


宿のオーナーが朝青龍にそっくりでびっくりしました。
なのに名前はデニス。
顔と名前のギャップ笑


★Ulanude Travelers Hostel
ドミトリー500ルーブル
Wi-Fi無料
朝食付き
キッチンあり


ここもまた大きめの建物の一角で分かりづらい。

2015-04-02



ロシアに来て1週間ほど経つのに、まともなロシア料理をまだ食べていません。
唯一食べたロシアっぽいものと言えば路上で売っているピロシキくらい…
それ以外は電車の中のカップ麺や、
寒くて外に出る気になれず宿でビール飲みながらつまんだソーセージなど。笑


ウランウデではそれから脱却すべく、宿の近くの食堂に行きました。
大学の学食のようにはじめにトレーとスプーンフォークをとり、
進みながら好きなものをとっていく形式です。

各料理には一応料理名の札がついていますがロシア語なのでもちろん分かりません!
でもどうしてもボルシチが食べたかったので、ボルシチのロシア語表記だけ覚えてきました。


IMG_2740_20150420200357c3f.jpg


前菜にスープ、メインとパン。
こんな豪勢な食事ははじめてです。
これでも300円ちょっとです。安い!

ちなみに恐ろしいピンク色をしているのはサラダです。


念願のボルシチ、たぶん初めて食べたんですがこれがボルシチ?
ビーツ(砂糖大根)のスープらしいのですが、ビーツがなんなのかよく分かりません。笑
ミネストローネのような味でしたが、これが一番美味しかったです。



ウランウデからはモンゴルに向かうので、あと数日、
この街でロシアのラストを満喫したいと思います~!



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Category: 世界の鉄道

横断したら当然、縦断もします


現在地はモロッコ!

2014年9月出発。
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もう再出発しているのにまだオーストラリア編です。
心を改める隙がありません…


でも今回でオーストラリア編も最後!にします!







早くロシア編が書きたいんです。

でないとまたリアルタイムと間がどんどん空いちゃうから…





さて、オーストラリア鉄道の人気3路線が乗り放題になる
The Rail Explorer Pass
を手にしたからには、全路線制覇しないと気が済まないタイプの人間です。


シドニーからパースまで横断したら次は縦断!

の前に、
メルボルン~アデレード間のオーバーランドという鉄道にも乗りました。
前回までいたパースからメルボルンへは飛行機でビューンと。


しかし半日しか乗っていない&半分くらい寝てしまったので乗車レポートは割愛します!

記録のために写真だけ…ね。

IMG_1441.jpg




本題は縦断鉄道の方です。

無

The Ghan (ザ・ガン)号

アデレード~ダーウィンの2979kmを走っており、
現在、世界で唯一の大陸縦断鉄道だそうです。

今回は2泊3日、約54時間の鉄道旅です。


横断鉄道の3泊4日で心身ともにだいぶ疲れました。笑
今回は初心に帰り、新たな気持ちで臨みたいと思うところですが、

このザ・ガン号が出発する駅はアデレードのケズウィック駅という駅で、
アデレード中心部から3kmも離れています。

昔はアデレード駅から電車が出ていたそうですが、今は廃止。
この駅まで行く公共交通機関は一切なく、
タクシーで行くしかありません。

こんなところで無駄な出費をしてたまるか!ということで
タクシー代をケチって歩きます。


3kmなんてちょろいぜ~
と、15kg以上のバックパックを背負って歩きだしましたが
朝10時の気温がすでに39度…



駅に着いたころにはすでに疲れ果てて、
初心に帰って新たな旅に臨むどころではありませんでした。。


IMG_1480.jpg


内装は横断鉄道のインディアンパシフィック号と同じで、
今回は初めからほぼ満席でした。

アデレードとダーウィンの間には
オーストラリアと言えばこれ!のエアーズロックがあるので、
きっと需要が大きいんだと思います。

エアーズロックは行ったことないしもちろん行きたかったですが、
途中で下車してしまうと次の電車は1週間後になってしまうので今回は諦めます(;O;)

なんとなくいつかまた来るかな~と思う場所へは諦めが早いです。
本当に来るかは分からないけど。



今回も20両ほどの長ーい編成です。

IMG_1494.jpg

週に1回しか走っていない電車に踏切で引っかかる車はラッキーですね!


出発直後は急に雲が出てきてどんよりした空色でしたが、
次第に晴れてきました。



出発してからそう時間は経っていないのに、
すでに地平線しか見えない世界に突入です。

IMG_1540.jpg


赤茶色の大地が続いたかと思えば、姿を見せはじめる緑。

IMG_1536.jpg

こんな景色の繰り返しです。



同じような景色の中にたまに変化もあります。

砂か塩か分からないけど白い。
なんだろうこれ。

IMG_1526.jpg


ちょっとした丘があったり、

IMG_1545.jpg


遠くにエアーズロック風の山も見えたり。

IMG_1604.jpg



途中、車内アナウンスで前日に行われたクリケットのワールドカップの試合結果が伝えられました。
日本ではほとんど馴染みのないスポーツですが、
オーストラリアではクリケットがとても盛んです。
車内アナウンスをするほど、試合結果は重要のようです!

ちなみに試合はインド対パキスタン。
点数の部分が聞き取れなくてどっちが勝ったかは結局分かりませんでした。




二日目、
アデレードから少し西に来たので時差が-1時間。
時計を1時間戻します。


二日目も朝から同じ景色です。

午後になると初めての停車駅に到着です。

IMG_1658.jpg

Alice Springs(アリススプリングス)駅。
この日の最高気温は41度だそうです。



よんじゅういちど?( ゚Д゚)




この停車中、お客さんは車内から閉め出されます。
冷房の効いた駅で待つこともできましたが、
停車時間は3時間ほどあり、せっかくなので近くの丘に登ってみました。


IMG_1675.jpg


吹いてくる風は熱風で、持っていた水が一瞬にしてお湯になりました。
焼け死ぬ前にスーパーで食糧を調達して駅に帰ります。


アリススプリングスはエアーズロックの最寄りの街です。
ここで下車したお客さんが多く、車内の人数は半分以下に減りました。



これまでは20時すぎまで明るいことが多かったのですが、ここは日没が早かったです。
19時半には日が落ちました。

IMG_1702.jpg



三日目!最終日!
朝からKatherine(キャサリン)駅に停車。


一歩外に出た瞬間、ジメっとまとわりつく暑さです。
これまですべての街で感じていたカラッとした気持ちのいい暑さから、
日本のような気持ちの悪い暑さに様変わりしました。

それもそのはず、
キャサリンのあるノーザンテリトリーという州の北部は熱帯雨林性の気候だからです。


これだったら41度でカラカラの方がマシかなぁ~
いや、どっちもどっちだ。



キャサリンを出てからは緑が増えてきました。
熱帯雨林性気候のせいですかね?

そしてところどころにピナクルズのような岩が生えています。
謎。

IMG_1747.jpg



キャサリンを出て約5時間、
いよいよオーストラリアの最終地点
Darwin(ダーウィン)に到着しましたー!

IMG_1760.jpg


前回と比べて1泊少ないということもありましたが、
今回はなんだかすごく充実していた!気がする!
(日本に帰る日が近づいていたので単にウキウキしていただけかも)



インディアンパシフィック号
オーバーランド号
ザ・ガン号

完乗!!

オーストラリアに来た目的が無事に果たせました。



オーストラリア編・完!



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横断鉄道続編


現在地はモロッコ!

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オーストラリアの大陸横断鉄道
インディアンパシフィック号乗車二日目AM6時。


IMG_0735.jpg


出発してからはじめての停車駅
Broken Hill (ブロークンヒル)駅に到着しました。


インディアンパシフィック号はシドニーからパースまでノンストップではなく、
途中の4駅に停車します。

それぞれの停車駅では、駅周辺の見どころをまわるツアーが催行されます。

列車を降りるとバスが待っていて、ぞろぞろとバスに乗り込んでいくマダムとおじさまたち。
高級車両のお客様たちのためのツアーのようなものです。
もちろん、レッドサービスの私たちも別料金を払えばこのツアーに参加することができます。


ブロークンヒルはオーストラリアでも有数の鉱山のある街。
ツアーではこの鉱山を見学します。
私はもともとあまり行く気がなかったのと、ツアーの申し込み方法が分からなかったので車内でお留守番です。


駅のすぐ裏にはそれらしい山がありました。

IMG_0736.jpg


3時間後、列車は再び走り出します。

車窓は昨日の青々とした山の景色とはうって変わって、乾燥した大地が続きます。
生えている草も乾燥のせいか白っぽく見えます。

IMG_0745.jpg


IMG_0744.jpg


お昼過ぎにAdelaide(アデレード)駅に到着。
ここでは進行方向が変わるのと、車内清掃のために全員降ろされます。
待ち時間が3時間もあったので市内まで行こうかと思いましたが、3kmも離れているため断念。

そしてなんといっても気温が暑すぎる!
シドニーよりもだいぶ気温が高くなってきたことが分かります。



再び乗車。
アデレードから乗ってきたお客さんが多く、ほぼ満席になりました。
シドニーからずっと空いていた隣の席にはオーストラリア人のおじさんが座りました。

このおじさん、
アデレードからパースまでの2日間、
毎食オレンジ食べながら、巨大なペットボトルからオレンジジュースを飲んでいました。
相当なオレンジ好きなのでしょう。
さわやかな香りをありがとう。


IMG_0766.jpg

2日目が終了。



3日目、最初のうちはどんなに車窓を眺めていても飽きなかったのに、
さすがに少し疲れてきました。
時間を忘れて車窓を眺められるって思っていたのが嘘のように爆睡してしましました。


IMG_0779_20150322121145dcc.jpg


そんなときに停車駅が近づくと、気分転換ができます。

3回目の停車駅はCook(クック)駅。



ここでの停車はツアーのためではなく信号待ちの停車です。


IMG_0789.jpg

周辺はまさに"何もない"駅。
このあたりを走る鉄道を上空や遠くから撮ったものが、パンフレットに載っていそうな感じです。


IMG_0795.jpg

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IMG_0819.jpg



クック駅を出発してからも景色は変わらず乾いた大地が続いています。
シドニーを出て丸2日以上、オーストラリアの広大さを感じます。

IMG_0838.jpg

IMG_0843.jpg


3日目の夜、最後の停車駅、
Kalgoorlie(カルグーリー)駅に到着しました。


一歩外に出てみると、そこは乾燥灼熱地獄。
たまに吹く風は熱風です。

なんなんだここは!
カルグーリーは19世紀にゴールドラッシュが起こった金鉱の街だそうです。
金鉱とこの灼熱は関係ないかもしれませんが、
なんとなく鉱山=暑いというイメージがあります。

暑すぎて外にはいられないので車内に戻って寝ました。




そしてついに!4日目の朝を迎えました。

IMG_0897.jpg

目が覚めると、景色は乾燥した大地から黄金に輝く草原に変わっていました。
たぶん違いますがこの草がすすきのようにも見え、急に懐かしい気持ちになりました。


長かった3泊4日の列車の旅はもう終わりに近づいています。
途中から飽きたという鉄子らしからぬ発言をしてしまいましたが、
ここまでくると寂しさも感じます。


AM9時過ぎ、Perth(パース)駅に到着です。
一番右に写り込んでしまったのがオレンジおじさん。

IMG_0899.jpg


はぁー疲れたっ!!!笑



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地球の円周の10分の1の距離を走る鉄道に乗ってみた


現在地はモロッコ!

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オーストラリアに来た最大の目的…


鉄道に乗るコト。


それも普通の鉄道ではなく、
大陸横断鉄道


いつかは乗ってみたいと思ってた世界の鉄道のうちの一つです。


無題

GREAT SOUTHERN RAILという会社が
Indian Pacific(インディアンパシフィック)号というを列車を運行しています。

シドニーからパースまでの4352kmを約66時間かけて走ります。
3泊4日!


赤道の長さが約40000kmらしいので、この鉄道で赤道の約10分の1を走ることになります。
ということは5往復すれば地球一周したことと同じになる!?



物価が激高のオーストラリアですから、もちろん電車代もお高いです。


ですが!

今回乗るこの横断鉄道とアデレード~ダーウィンの縦断鉄道、そしてアデレード~メルボルンの長距離列車
の3つの列車のエコノミークラスが2ヶ月or3ヶ月乗り放題になるフリーパスがあるんです!



The Rail Explorer Passという
一回横断するだけで元が取れてしまうというかなりお得なパスです。


このパスをオーストラリアに行く前に日本の旅行会社を通して購入しました。
2ヶ月有効で、445オーストラリアドル。


ネットで無事にパスを購入し一安心したのも束の間、
このパスを使って列車を予約する場合
鉄道会社に直接電話をするという試練を乗り越えなければなりません。


もちろんオールイングリッシュ。


ちょうどこの時はフィリピンの語学学校にいたので、
耳も慣れてきたしまぁなんとかなるだろうという軽い気持ちで電話をかけてみました。


「Hello~, ○▲※◎×\§Ъ…」

やはりネイティブの英語、
一言目から何を言っているのかさっぱりです。

わけが分からなかったのでとりあえず
「予約がしたい!」
を連呼していたら、向こうもゆっくり話してくれたので
なんとか乗降駅、日にち、名前etcを使えて電話終了。
ウィンドウシート、プリーズ!は強調して言っておきました。

数分後、メールが送られてきて無事に予約ができました。




2月4日(水)
乗車当日。

IMG_0640.jpg


インディアンパシフィック号は20両以上もある長ーい列車です。
その車両のほとんどがプラチナサービスやゴールドサービスと呼ばれる超高級車両!
完全個室、食事やサービスが至れり尽くせりだそうです。
その分めちゃくちゃ高いですが…

IMG_0641.jpg


エコノミークラスはレッドサービスと呼ばれます。
高級車両のおまけとしか言いようがない、一両のみの編成。



レッドサービスのお客さんは若者が多かったです。
プラチナ、ゴールドの乗車口は頭の白い、裕福そうな方々で溢れていました。


IMG_0650.jpg

寝台車ではありませんが、180度近くまで倒せるリクライニングシートです。
シート間は足が完全に伸ばせるほど広々しています。


席は半分ほどしか埋まっておらず、私の隣の席も空いていました。


レッドサービスには食事はつかないので食堂車があります。

IMG_0649.jpg

ここの食事は高いと聞いていたので、
4日分の大量の食糧を持ち込んだのは言うまでもありません。




シドニーを出発して2時間ほどすると、ブルーマウンテンズの山々の中を走ります。
ドン曇りだったので山は綺麗に見えません( ;∀;)



夕方になるとだんだんと雲が晴れて青空が見えてきました。



景色は一面緑の山、丘。
写真だとこの広大さが伝わらないかもしれませんが、
緑色の終わりを見つけようとしても見つからないくらいどこまでも続く緑。

IMG_0679.jpg


このような景色がしばらく続いていましたが、
音楽を聴いたり本を読んだりもせず、進んでいく景色をひたすら見ていました。
こんなにも時間を忘れて車窓を眺めていたのは初めてかもしれません。

IMG_0694.jpg


世話人がどこから訪れてるか分からないくらい何もないところに突如現れる牧場。

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車両が長いからこそ撮れる、
カーブするときのあのいい感じの鉄道写真!
窓が完全に閉まっているので身を乗り出すことができずこれが限界。。

IMG_0716.jpg


日が長いので、21時近くにやっと真っ暗になります。
車窓が何も見えなくなると寝るしかありません。
車内は22時に消灯しました。



一日目終了ー!
次回も乗り鉄子にお付き合いください~(∩´∀`)∩




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