現在地はモロッコ!
2014年9月出発。
日本→タイ→インド→パキスタン→インド→スリランカ→インド→タイ→カンボジア→マレーシア→ブルネイダルサラーム→フィリピン留学→オーストラリア→日本→ロシア→モンゴル→中国→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→アゼルバイジャン→イラン→アルメニア→ジョージア→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→オーストリア→スロヴァキア→ハンガリー→チェコ→ポーランド→ウクライナ→モルドバ→ルーマニア→ブルガリア→ギリシャ→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア→コソヴォ→マケドニア→アルバニア→イタリア→モロッコ
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こんにちは!
韓国人生徒の若さとビールを飲むスピードについていけないアラサーです。
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スリランカからインド・マドゥライに戻ってきましたー。
あぁーインドーーーーーっ!!
ただいまーーーーーーーーっ!!!
インド出国の時に係員から質問攻めにあったので、
今回の入国の時もまた別室コースかと思ってドキドキしていたら、
「インド滞在の目的は?」
「観光です」
「おっけー、ぽんっ(スタンプ)」
え?早っ。
こういうのって本当に運だと思いました。
さて、無事にマドゥライに帰ってきましたが、
この日はマドゥライには泊まらずに、そのまま夜行バスで移動します!
バスの時間は23時。
現在時刻16時。
あと7時間もあります。
この長い長い待ち時間を見据えて、
マドゥライでしようと決めていたことがありました。
バスのチケットを買った旅行会社に荷物を置かせてもらい、
向かった先は…
映画館!!
南インドではタミル語の映画が見られるというのでどこかで見たいと思っていました。
タミル語とヒンドゥー語の違いなんて分かりませんが雰囲気だけでも!!笑
映画館の中はこんな感じです。
エアコンがガンガンに効いていて寒いです。
料金は100ルピー。
ラブシーンや盛り上がるシーンになると、
インド人のお客さんは拍手をしたりヒューヒュー叫びます。
内容はたぶん人を殺した犯人を追いかけるストーリーです。
というかタイトル自体がタミル語だったので、なんという映画を見たかということさえ分かりませんでした(・∀・)
6時半から始まった映画は、
8時前に一度休憩が入り、9時半過ぎに終了しました。
あー長かった!!笑
夜行バスでマドゥライから向かうのは、
ニルギリ登山鉄道
の出発駅。
インドに戻ってきて早々乗り鉄しちゃいますー♪
この鉄道は、
メットゥパーラヤムからニルギリ山の中にある標高2300mのウーティまでの
45.88kmを約5時間かけて走ります。
イギリスの植民地時代に造られ、
1899年に運行が開始されました。
1881年開通のダージリン・ヒマラヤ鉄道に次いで二番目に古い登山鉄道です。
世界遺産に登録されています。
とても人気がある登山鉄道で、
平日やオフシーズンでもなかなかチケットがとれないという噂です。
すでにキャンセル待ちの30番目でした。
インドの鉄道はキャンセル待ちでチケットを購入することができます。
購入すると、座席番号の代わりに
WL(ウェイティングリスト)30という番号が与えられます。
キャンセルが出るとこの番号が繰り上がっていく仕組みです。
インドの鉄道はキャンセル料が安いのでよくキャンセルが出ると言われています。
通常は乗車日が近づくにつれて、この番号が繰り上がっていきますが
今回は、前日の時点で、15番までしか繰り上がっていませんでした(:_;)
前日で15番はかなり絶望的な番号です。
キャンセル待ちなのは往路のメットゥパーラヤム→ウーティだけで、
復路のチケットは空席があったのですでに購入済みです。
バスでウーティまで行き、復路だけ鉄道に乗るという方法もありますが、
復路だけでは毎回のごとく下山鉄道になってしまいます。
(過去2回別の登山鉄道は、復路の下山のみ乗車)
どうしても登山鉄道に乗りたいんです!!
予約がなくても当日の朝に駅に行けばわずかながら当日券が買えるという情報を頼りに、
とりあえず駅に行くことにしました。
マドゥライから夜行バスでコインバートルというところまで行き、
メットゥパーラヤム行のバスに乗り換え、
メットゥパーラヤム駅には朝5時半に到着。
ホームに行ってみるとすでに当日券待ちの列ができていました!
彼らは前の日からこの街に泊まっていたようです。
このインド人家族以外にも西欧人が数名いました。
当日券は30人分あるそうです。
セーフ!なんとか買える!!
6時の切符売場のオープンに合わせて買うことができました。
なんと切符のお値段、15ルピー。
やっすー!
30円もしないで世界遺産の登山鉄道に乗れてしまうんです。
1等車両?は内装がオシャレでした。
よく見ると絵がかなり雑なのは気にしない。
最後尾に連結されている機関車が客車を押して走ります。
クーヌールまでは急な山道なので、後ろから客車を押さないと前に進めないんです( °д°)
7:10、出発進行ー!!
今回は5人ずつの向い合わせの席で、10人がひしめき合って座ります。
当日券は指定席ではないので座席の争奪戦が予想されましたが、
無事窓際を確保しました!
窓枠にお花の彫刻がしてあって可愛い!
彫り方が少し雑のようにも見えますが、
1899年当時のままだと考えるとかなりの年代ものです。
森の中をずんずん進みます。
アトラクションみたいで楽しい!
何度かトンネルの中を通りましたが、
トンネルの中では必ずインド人がフーって叫びます。
蒸気機関車には水が必須です。
途中、すべての駅で数分間停車して水を補給します。
何かのトラブルかそもそもこういうものなのか分かりませんでしたが、
水が溢れてきておじさんが大変そうでした。
列車が駅に停車すると乗客はみなわーっと外に出て、
写真を撮ったり食べ物を買いに行ったりします。
出発前には汽笛を鳴らしてくれるので乗り遅れる心配はありません。
徐々に標高が高くなり、
少しひんやりとした空気が日本の秋の晴れた日を感じさせます。
ウーティの周辺はインドでも有数の紅茶の産地でもあります。
スリランカで乗った茶畑鉄道同様、ところどころに茶畑が見えてきます。
ここから先は緩やかな山道になるので、
最後尾の蒸気機関車を切り離して先頭にディーゼル機関車を連結させ、
機関車が客車を引いて走ります。
このクーヌール駅が車庫のようになっていて、
可愛らしいトイトレインがたくさん停まっていました(*´ω`)
私が乗ったメットゥパーラヤム~ウーティ間は一日一往復の運行ですが
クーヌール~ウーティ間は観光用の列車が一日に数本走っているようです。
私が座っている反対側の車窓がひらけていて、眺めが良かったです。
おばちゃん、寝ているなら変わってほしかったです。
ウーティ(駅名はウダガマンダラム駅)に到着しましたー。
5時間あっという間!!
標高2203m!
これは247mから登ってきたということでいいのかな?
ウーティは避暑地で、インド人だけでなく外国人観光客にも人気のある観光地です。
大きな湖や植物園があり、泊まってゆっくりするにはいい場所ですが、
私はもちろん折り返しの列車でメットゥパーラヤムに帰りました!
~おまけ写真~
停車駅にて。
猿が住み着いている駅があり、
このちびざるが可愛すぎて癒された~(〃∇〃)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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おわり。
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